IATA(国際運送協会)によると、GACA(サウジアラビア民間航空局)が出入国をする旅客を対象に、「IATAトラベルパス」の運用を開始することを発表しました。
この措置は2021年9月30日より開始されるもので、最終的にはワクチン接種の証明へと施行範囲が拡大される予定です。
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IATAトラベルパスは、IATA(国際航空運送協会)が提供する、感染症情報の安全な管理と世界共通規格を目指して実証実験がなされている、デジタル証明書アプリです。
IATAによるとワクチン接種の証明が要求される渡航手続きにおいて国境当局と共有でき、またトラベルパスを介した情報は紙の手続きよりもはるかに効率的で、健康要件を管理するために安全な手段としています。
今回の導入を通じて、サウジアラビアを行き来する旅行者はIATAトラベルパスか、サウジアラビアデータ・人工知能局(SDAIA)が所有、開発する同国の国民的健康アプリ「Tawakkalna」のいずれかの利用が可能となりました。
また、IATAトラベルパスがサウジアラビアへの到着時の手続きで活用できるよう、GACAとTawakkalna間で調整を進めているということです。
IATA事務局長のウィリー・ウォルシュは、「サウジアラビア王国がIATAトラベルパスを受け入れたことで、新型コロナウイルスワクチンと検査証明書の両方をデジタルソリューションで効果的に管理できることが証明されました。」
加えて、「サウジアラビア王国がIATAトラベルパスを信頼していることは、他の国の政府が従うべき模範となるでしょう。」と述べています。
現在、IATAトラベルパスはエミレーツ航空やカンタス航空、JALなどをはじめとした世界の航空会社で導入の動きが拡大しています。
一方で、コモンズプロジェクトによって立ち上げられた「コモンパス」など、他社のデジタル証明書との、円滑な相互連携のための環境整備が必要といえそうです。
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