オリンピック開催期間中、東京の月間ホテル稼働率が2020年2月以来の数値となったことがわかりました。2021年7月の稼働率は47.2%で、コロナ禍に突入して以降17カ月ぶりの最高値となったということです。
特に開会式前夜と当日は60%を超え、2020年に行われた「Go To トラベル」キャンペーン期間中のピーク時と同等の値になりました。
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東京五輪、無観客開催でもホテル稼働率は増加
1年の延期を経て無観客開催となった東京五輪でしたが、同期間中、東京のホテルは約1年半ぶりに稼働率が上がったということです。
アメリカのデータ分析会社STRによれば、東京のホテルの2021年7月の月間稼働率は47.2%で、2020年2月以来、17か月ぶりとなる最高月間値を記録したことがわかりました。
その中でも、オリンピック開会式の前日と当日(7月22日と23日)の1日あたりの稼働率はそれぞれ60.5%と60.6%に達しました。
前回東京のホテルの1日当たりの稼働率が60%を超えたのは「GoTo トラベル」キャンペーンの実施期間中だった2020年11月21日だったため、約8か月ぶりの数値となりました。

引用:STRプレスリリース
なお、8月以降の、上記グラフで示されていないデータについては、オリンピックの開催期間中に稼働率が低下したとのことです。
オリンピック閉会式当日(8月8日)は45.4%、翌日(8月9日)には29.2%に減少しました。
STRの事業開発マネージャー、櫻井しおり氏によれば、「ホテルにはメディア、スタッフ、そして選手村に宿泊しなかった多くのチームが収容されていたため、ホテルのパフォーマンスは大幅に向上しました」ということです。
同氏はまた「今回のオリンピックは、競技が無観客で行われたため通常とは明らかに異なっていました」ともコメントし、有観客開催だった場合はデータが大きく異なっていという予想も示唆しました。
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<参照>
STR:STR: Olympics lifted Tokyo hotel occupancy to 17-month high
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