旅行、レジャー予約プラットフォームの「Klook」はGoogleと連携し、「Google Things to do」プラットフォームを旅行事業者向けに提供開始しました。
本連携によってKlookと連携する旅行事業者は、アクティビティやアトラクションを「Google Things to do」上で公式サイトとして表示することが可能となります。
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観光事業者が恩恵を享受、予約件数獲得に貢献か
「Google Things to do」は、航空券やホテルの予約プラットフォームに続いて、Googleがアクティビティやアトラクションの分野で導入した予約検索表示機能です。
同サービスの利用で、消費者は世界中のアクティビティやアトラクションを見つけ、計画を立て価格を比較することができます。
また、そのアクティビティやアトラクションの運営元の公式HPから、リアルタイムで更新される商品の空き状況を確認し予約することも可能です。

この度GoogleがKlookと提携することで、対象事業者はスムーズに自社の予約サイトを「公式サイト」として「Google Things to do」上に表示させることができるほか、Googleからの予約増加につなげることを可能としました。
Klookによれば同社は14言語と41通貨、および世界中の30以上の決済手段に対応しているため、事業者のグローバル市場へのアクセスの向上が期待されます。
また2021年の上半期だけで、Klookのアジア太平洋地域の事業者との契約は185%増加しており、新しい旅行環境の中で、デジタル化に意欲的な事業者におけるKlookの需要は高まっているとしています。
その中には、マニラ・オーシャン・パーク、台湾の鈴鹿サーキット・パーク、宇都宮動物園、よみうりランド遊園地など、さまざまな事業者が含まれています。
Klookジャパンを統括するGM増田航氏によると、
「Google Things to doとの連携により、Klookはパートナー事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに力強くサポートできるようになりました。急速に進化するオンラインでの消費者行動を的確に捉えながら信頼できるパートナーとして、旅行・観光事業者のデジタル化の道を共に歩んでいきます。」
と述べておりコロナ禍ではあるものの、引き続き旅行業、観光業のデジタル化に貢献していきたい考えです。
なお米旅行業界メディアのSkiftによると、Googleは予約機能「Reserve with Google」でツアー、アクティビティ、アトラクション分野での予約を2021年8月より正式に廃止することを発表していました。
関連記事:Klook(クルック)とは?香港発の旅先体験予約サイト・使い方と人気の理由・お得情報総まとめ
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<参照>
Klook Travel Technology Limited:プレスリリース(PRtimes)
Skift:Google to End Tours and Activities Booking Next Month
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