東京都は「令和3年度 観光関連事業者向け派遣型セミナー・アドバイザー派遣」の募集を開始しています。
ワクチン接種が進展しつつある中、「新しい生活様式」に対応した旅行者受入に関する知識の習得や、アフターコロナを見据えたインバウンド対応について学べる事業です。
対象は宿泊施設、飲食店、小売店、観光関連団体など都内の観光関連事業者であり、無料で利用可能です。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
観光関連事業者を対象に、インバウンド対応に関する専門家を派遣
本事業の対象である観光関連事業者は、都内にある宿泊施設、飲食店、小売店、観光関連団体などです。
以下、支援内容です。
- 経営・マネジメント
- 集客・マーケティング
- プロモーション
- 接客・接遇
- 多言語対応
- 非接触型サービス・デジタル対応
- アフターコロナを見据えたインバウンド戦略
上記の分野で、専門家よりオーダーメイド型のセミナーやアドバイスを受けられます。
ご希望により、オンライン形式でも対応可能です。
受講者の声(令和2年度)の一部を紹介
昨年も実施された本事業について、寄せられた感想の一部を紹介します。
無料でこういったセミナーを受講できて、とても貴重な時間でした。
SNS時代のおもてなしという考え方が非常に面白かったです。今後のSNSの活用にいかしていきます。
コロナ禍で移動が大きく制限される中で、業務上いかに痛みを小さくするか、という消極的な対応をせざるを得ない状況下で今回のようなセミナーは非常に有益でした。ありがとうございました。
厳しい環境の中、現場の皆さんが深い洞察、分析を踏まえて思い切った経営判断をされ、動かれていることに感銘を受けました。
以下では、「派遣型セミナー」と「アドバイザー派遣」について紹介します。

1. 派遣型セミナー|事業者の要望に基づくオーダーメイド型で対応
派遣型セミナーは旅行者受入に関する課題をテーマに、各事業者の要望に基づいたオーダーメイド型で行われます。
実施時間は60分程度、1回まで利用できます。場所は東京都内施設か、もしくはオンラインでの開催も可能です。
派遣型セミナーでは「新しい生活様式」に対応した接客法や、キャッシュレスなど非接触型サービス・デジタル対応、SNSなどを使った集客・マーケティング方法、各国の事例を踏まえながらアフターコロナを見据えたインバウンド戦略の紹介・解説など、ご希望に合わせたテーマで専門家を派遣します。
2. アドバイザー派遣|事業者の現状に合わせた助言等を実施
アドバイザー派遣では、事前に旅行者受入に関する課題をアドバイザーと共有した上で、実際にアドバイザーが現地に訪問するか、またはオンラインで各事業者のレベルに合わせた助言等を行います。
実施時間は60分程度で、2回までアドバイスを受けられます。派遣型セミナーと同様に、場所は東京都内施設か、もしくはオンラインでの開催も可能です。
コロナ禍におけるマネジメントやIT戦略、SEOなどを活用したWebプロモーション、ピクトグラムを使った店頭表示といった多言語対応など、事業者の現状に対応しながらアドバイスします。
申込み方法について
申込み期限は令和4年3月18日(金)までです。ただし、定員に達し次第申込み受付を終了します。
以下のホームページ、もしくはFAXから申込みが可能です。
また、東京都産業労働局では本事業以外にも、観光関連事業者に向けて各種支援事業を実施しています。以下のサイトから確認可能です。
・東京都産業労働局:観光関連事業者向け派遣型セミナー・アドバイザー派遣・ワークショップ/インバウンド好事例集
・東京都産業労働局:観光>補助金等の各種支援事業
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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