株式会社セブン‐イレブン・ジャパンの子会社である「7-Eleven, Inc.」と「7-India Convenience Retail Limited」は、2021年10月9日にインドでのセブンイレブン1号店をムンバイに開店しました。
「7-Eleven Inc.」 CEOのJoe DePinto氏は、
「インドは世界で2番目に大きな国で、最も経済成長の早い国の1つであり、世界最大のコンビニエンスストアチェーンである当社と非常にマッチしています。Reliance Retail Ventures Limitedとの戦略的提携により、セブン‐イレブンの利便性と象徴的な商品を、ムンバイをスタートとして何百万人ものインドのお客様にお届けすることが出来ます。」
と述べています。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)現地民の嗜好に合わせて商品開発、来年にはイスラエルにも進出
株式会社セブン‐イレブン・ジャパンのプレスリリースによれば、7-Eleven, Inc.は、2019年2月28日付のプレスリリースでインドのFuture Retail Ltd.の子会社とインドにおけるマスターフランチャイズ契約の締結を発表してたものの、当契約を終了し、「Reliance Retail Ventures Limited」の子会社である「7-India Convenience Retail Limited」と新たなマスターフランチャイズ契約を締結しました。
ムンバイはインドの金融、商業、映画産業の中心地であり、「Reliance Retail Ventures Limited」の親会社であるインド最大の上場会社「Reliance Industries Limited」の本社所在地でもあります。
新店舗では現地で人気のあるフレッシュフードのほか、地元の人々の嗜好に合わせて開発された商品を展開予定で、地域に密着したコンビニエンスストアの実現を目指していくということです。
加えて、イスラエルの「Electra Consumer Products Ltd.」とマスターフランチャイズ契約を締結し、2022年にはイスラエルに1号店が出店することが決定しています。
コロナ禍は海外でのビジネス展開に大きな影響を及ぼしてきましたが、日系企業による新たな国への進出は、日本の魅力を海外に訴求する大きな契機となると考えられます。
2021年8月末現在セブン‐イレブンは全世界で77,408店舗を展開し、インドはセブン‐イレブンが進出する18番目の国・地域となります。
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<参照>
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン:インドにセブン‐イレブンが初出店 ムンバイに1号店開店
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン:2022年に1号店を開店予定 セブン-イレブンのイスラエル進出が決定
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