旅行コミュニティプラットフォームのAirbnbは、11月9日にAirbnb 2021冬季アップグレードを発表しました。
今後さらに変化する旅行者のニーズに対応するための50件以上に及ぶアップグレード及びイノベーションを追加しました。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
世界的な旅行需要の変化に対応
新型コロナウイルスの流行で世界の生活と働き方には大きな変革が起こりつつあります。Airbnbでは変革に対応するための様々な部屋を展開しています。
例えば、Wi-Fi設備の整ったリモートワーク用の部屋が掲載されています。他にも、長期旅行をする利用者のニーズに合わせて「好きなところに暮らすことができる」をコンセプトに部屋を掲載しています。

実際、今年9月末の時点で、予約された宿泊日数の20%は1か月以上の長期滞在であり、半分近くは少なくとも1週間の滞在というデータが検出されています。
これらの変化に伴い、Airbnbは今年5月に100件以上のアップグレードを行いました。今回、さらにサービスを向上させるため50件以上の追加が実施されました。このアップグレードは、Airbnbホストの運用業務をサポートすると同時に、ゲストのニーズを捉えることにより特化する目的があります。
追加されたアップグレード(一部)
Translation Engine新しい翻訳機能によって60以上の言語が使用可能になります。また、宿泊の詳細やレビューなどを自動翻訳します。
アクセシビリティ機能・設備チェック
ホストがアクセシビリティ対応の機能や設備写真を送信するとAirbnbの専門スタッフに確認されます。アクセシビリティ対応の機能や設備の正確さが常にチェックされている状態です。
Wi-Fi速度の信頼性
ホストはAirbnbアプリから部屋のインターネット接続をテストし、Wi-Fiの速度を確認できます。
さらに柔軟な検索
検索できる日付範囲を拡大しました。今までの最大6カ月から最大12か月先まで検索可能にし、より柔軟な検索を実現します。
「スーパーホストに質問しよう」の拡張
新規ホストと地域に住むスーパーホストをマッチングする機能を導入しました。経験豊かなホストから個別のサポートを得ることが出来ます。
「Airbnbで好きなところに暮らすことができる時代に」
Airbnbの共同創業者兼CEO ブライアン・チェスキーは以下のようにコメントしています。
「Airbnbにとって、2021年はコアサービスを精緻化するための革新を探求し続けた年でした。 私たちのデザイン主導のアプローチは、この変化する世界に適応するためにサービスを絶えず改善していることに他なりません。 何百万人もの人々がいつでも、どこでも、どんな長期間に渡っても旅行が可能で、Airbnbで好きなところに暮らすことができる時代になりました。 これは旅行革命なのです。」
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<参照>
・Airbnb:プレスリリース
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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