旅行コミュニティプラットフォームのAirbnbは、11月9日にAirbnb 2021冬季アップグレードを発表しました。
今後さらに変化する旅行者のニーズに対応するための50件以上に及ぶアップグレード及びイノベーションを追加しました。
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世界的な旅行需要の変化に対応
新型コロナウイルスの流行で世界の生活と働き方には大きな変革が起こりつつあります。Airbnbでは変革に対応するための様々な部屋を展開しています。
例えば、Wi-Fi設備の整ったリモートワーク用の部屋が掲載されています。他にも、長期旅行をする利用者のニーズに合わせて「好きなところに暮らすことができる」をコンセプトに部屋を掲載しています。

実際、今年9月末の時点で、予約された宿泊日数の20%は1か月以上の長期滞在であり、半分近くは少なくとも1週間の滞在というデータが検出されています。
これらの変化に伴い、Airbnbは今年5月に100件以上のアップグレードを行いました。今回、さらにサービスを向上させるため50件以上の追加が実施されました。このアップグレードは、Airbnbホストの運用業務をサポートすると同時に、ゲストのニーズを捉えることにより特化する目的があります。
追加されたアップグレード(一部)
Translation Engine新しい翻訳機能によって60以上の言語が使用可能になります。また、宿泊の詳細やレビューなどを自動翻訳します。
アクセシビリティ機能・設備チェック
ホストがアクセシビリティ対応の機能や設備写真を送信するとAirbnbの専門スタッフに確認されます。アクセシビリティ対応の機能や設備の正確さが常にチェックされている状態です。
Wi-Fi速度の信頼性
ホストはAirbnbアプリから部屋のインターネット接続をテストし、Wi-Fiの速度を確認できます。
さらに柔軟な検索
検索できる日付範囲を拡大しました。今までの最大6カ月から最大12か月先まで検索可能にし、より柔軟な検索を実現します。
「スーパーホストに質問しよう」の拡張
新規ホストと地域に住むスーパーホストをマッチングする機能を導入しました。経験豊かなホストから個別のサポートを得ることが出来ます。
「Airbnbで好きなところに暮らすことができる時代に」
Airbnbの共同創業者兼CEO ブライアン・チェスキーは以下のようにコメントしています。
「Airbnbにとって、2021年はコアサービスを精緻化するための革新を探求し続けた年でした。 私たちのデザイン主導のアプローチは、この変化する世界に適応するためにサービスを絶えず改善していることに他なりません。 何百万人もの人々がいつでも、どこでも、どんな長期間に渡っても旅行が可能で、Airbnbで好きなところに暮らすことができる時代になりました。 これは旅行革命なのです。」
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<参照>
・Airbnb:プレスリリース
【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略
2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。
未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。
では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。
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