JNTO(日本政府観光局)は新型コロナウイルスの収束後を見据え、日本在住の外国人によるSNSへの投稿キャンペーンを11月1日より実施しています。
本キャンペーンはコロナ禍で打撃を受けた訪日への需要をつなぎとめる取り組みで、2022年1月11日までが募集期間となっています。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
日本の魅力拡散へ「あなたが見つけた日本のとっておきの瞬間」
JNTOは「日本に住む私だからこそ見つけられる日本でのとっておきの瞬間」をテーマに、日本に居住する外国人を対象としたSNSキャンペーンを実施しています。

JNTOは、日常生活の1コマやそこで出会う文化や人、自然など、幅広い日本の魅力を訴求することで訪日需要をつなぎとめたいとしています。
日本在住の外国人のSNSによる発信は、特にSNSでつながっている潜在的な訪日意欲のある人々にとって日本関連の重要な情報源となるため、日本各地の魅力が海外に訴求される契機となり得ます。
キャンペーン概要
キャンペーン概要は以下の通りです。(プレスリリースより引用)
応募方法:キャンペーン用のInstagramあるいは微博アカウントをフォローした上で、以下のハッシュタグを付けて、写真や動画を自身のSNSに投稿
- #mybestjapanmoments
- #分享我在日本的最美好瞬间
- #分享我的日本最佳瞬間
- #내인생최고의일본여행
応募条件:投稿画像・動画は、投稿者自身に著作権のあるものとし、動画を投稿する場合は、1分以内のものを使用する。文章だけの投稿は無効。
応募対象者(対応言語):日本在住の外国出身者(英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語)
2020年は「My own personal Japan キャンペーン」と題し、「母国に住む自分の家族や友人に教えたい」「いつか一緒に行きたい」などの切り口から、日本の観光地やお気に入りの場所の投稿を募集、表彰することで、それぞれのネットワークを活用した情報発信を強化する取り組みを行っていました。
関連記事:【独自取材】JNTO企画「インフルエンサー育成」施策とは?293万人の在留外国人の情報発信力に活路か
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<参照>
JNTO:キャンペーンページ
JNTO:在留外国人を対象としたSNS投稿促進キャンペーンを開始!~外国人視点での観光魅力発掘と、人的つながりによる情報拡散を狙って~
JNTO:「あなたが見つけた日本のとっておきの瞬間」募集します!~日本在住の外国人による魅力投稿キャンペーンを実施~
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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