オンライン上でのホテル予約を提供しアジア圏を中心に事業展開するAgodaは、2021年の大みそかに予約された目的地のランキングを公表しました。
有名な都市は依然として予約が相次いでいますが、より人込みを避けられる自然やビーチへの旅行が今年の大みそかのトレンドとなっているようです。
本データの2020年の年越し予約は12月18日、2021年の年越し国内予約は12月1日に集計されたものです。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)多くの国々で首都が1位を堅守
今回の2021年の大みそかに予約された目的地では、アジア全域で上位3か国に首都がランクインする一方で、ゴア(インドで1位)、セブ(フィリピン)、済州島(韓国)、ペナン(マレーシア)など世界的にも有名なリゾート地がランクインしました。
以下、アジア各国で予約された目的地の上位3都市です。
順位 | 2020年 | 2021年 |
1 | ジャカルタ | ジャカルタ |
2 | バリ |
バリ |
3 | バンドン | バンドン |
順位 | 2020年 | 2021年 |
1 | ゴア | ゴア |
2 | ムンバイ | ニューデリーとデリー首都圏(NCR) |
3 | ニューデリーとデリー首都圏(NCR) |
ムンバイ |
順位 | 2020年 | 2021年 |
1 | クアラルンプール | クアラルンプール |
2 | ランカウイ | ペナン |
3 | ペナン | クチン |
順位 | 2020年 | 2021年 |
1 | ソウル | ソウル |
2 | 済州島 | 釜山 |
3 | 釜山 | 済州島 |
順位 | 2020年 | 2021年 |
1 | 台北 |
台北 |
2 | 台中 | 台中 |
3 | 高雄 | 高雄 |
順位 |
2020年 |
2021年 |
1 | パタヤ | バンコク |
2 | バンコク | パタヤ |
3 | チェンマイ | チェンマイ |
順位 | 2020年 | 2021年 |
1 | ホーチミン | ホーチミン |
2 | ダラット | サパ |
3 | ハノイ | ダラット |
自然豊かな景勝地が新たにランクイン
Agodaによると今年のランキングで新しくランクインした都市は、タム島(インドネシア:10位)、墾丁(台湾:10位)、アンダマン・ニコバル諸島(インド:7位)となっているほか、ボホール(フィリピン:8位)、カオコー(タイ:9位)、ニンビン(ベトナム:10位)など、緑豊かな山や景勝地が予約を獲得しています。
各国の上位10都市は、Agodaのニュースルームより閲覧可能です。
なお、台湾とインドネシアは昨年と比較し上位3都市に変動はありません。
Agodaの副社長であるTim Hughes氏は
『Agodaのデータによると、大都市や伝統的な祝祭などの目的地に加え、アジア全域の旅行者は「外に出たい」「逃げたい」「コロナ禍の影響を受けた都市の制約や支配から逃れたい」という継続的な欲求を示しているようです。また、台湾とタイの旅行者は昨年と比較して、より高い星カテゴリーのホテルを予約しています。厳しい2021年の終わりに贅沢な時間を過ごそうとしています。』
と述べています。
関連記事:「2022年におすすめの旅行先ランキング」四国が6位に選出|Lonely Planet’s Best in Travel 2022
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
Agoda:Agoda Reveals Where Travelers Are Staying on NYE
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテル内レストランが取り組むべき課題を整理できる!
- “衝動来店”を促すGoogleマップの実践的な工夫が学べる!
-
宿泊業界のデジタルマーケティングに精通したエキスパートに直接質問できる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!