観光庁、「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(インバウンド安全・安心対策推進事業光振興事業)」公募開始

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観光庁は、3月24日より、訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(インバウンド安全・安心対策推進事業光振興事業)」の令和4年度の公募を開始しました。

本事業は観光施設等における感染症対策の充実と災害時対応における経費の一部を補助するものです。

応募受付期間は9月30日(金)17時までです。

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「インバウンド安全・安心対策推進事業光振興事業」公募開始

観光庁は、3月24日からインバウンド客の安全、安心を担保する「インバウンド安全・安心対策推進事業光振興事業」の今年度分の公募を開始しました。

補助対象となるのは、以下の3つの機能の整備、強化です。補助率はいずれも1/2です。

  1. 観光施設等における感染症対策機器等の整備
    感染症対策機器、トイレ、非接触式キャッシュレス決済環境、混雑状況の「見える化」と推奨ルートの表示
  2. 災害時の観光施設等における避難所機能の強化
    非常用電源装置、情報端末への電源供給機器、災害用トイレ、避難所機能に係る施設整備・改良など
  3. 災害時・急病時の観光施設等における多言語対応機能の強化
    多言語案内機能の整備、無料公衆無線LAN環境の整備、スタッフ研修

補助対象者は、感染症対策、避難所機能の強化においては観光案内所・観光施設等を設置し、若しくは管理する者、又は観光地における店舗・事業所等を運営する者です。道の駅、みなとオアシスも対象となります。

災害時、急病時の多言語対応については、病院・診療所等を設置し、又は管理する者が対象となり、医療機関が含まれます。

なお、複数の施設を運営する事業者も対象施設ごとに事業計画書を提出する必要があります。

立地要件として、以下の地域では優先的に採択がなされます。

  • 「非常時における外国人旅行者の安全・安心の確保に向けた指針」に基づき観光危機管理計画を策定した地域
  • 「地域防災計画」等において訪日外国人旅行者の避難計画等を定めた地域

審査は最短で1か月、原則として応募した月の翌月末を目途に審査結果の可否が伝えられます。予算がなくなり次第、募集が締め切られます。

遅くとも令和5年3月には、運用を開始する必要があります。完了実績報告書提出後2,3か月で支払が行われます。

必要書類、交付要綱などは公式サイトからダウンロードでき、電子データもしくは書面により提出できます。

観光庁:令和4年度 訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(インバウンド安全・安心対策推進事業)の公募開始について

その他、「観光事業者に対する災害時の訪日外国人旅行者への対応支援」、「医療機関に対する訪日外国人旅行者の受入支援」として、各ページではマニュアル配布などの支援がなされています。

近年災害が増加し、新型コロナウイルスなど感染症まん延が社会問題となる中、これらの事業を用いて対策を行うことが必須だと考えられます。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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