旅行の金額「増やす」86% 世帯収入7万ドル以上が対象の調査で

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

アメリカン・エキスプレス・トラベルが実施した「2022年版旅行トレンド調査(2022 Global Travel Trends Report)」で、調査回答者の86%「2022年には旅行に使う金額をコロナ前よりも増やしたい」と回答したことがわかりました。

またこの調査は、人々が旅行の回数を増やしたり、より遠方へと旅行をしたりすることにも意欲的であると示しました。

インバウンド対策サービスを探している方必見!無料で資料DLできる「訪日コム」を見てみる

パンデミックの収束ムードにより、旅行を計画する客が大幅増

アメリカン・エキスプレス・トラベルは、オンライン調査「2022年版旅行トレンド調査(2022 Global Travel Trends Report)」を2022年2月に実施しました。

この調査は、アメリカ、日本、オーストラリア、メキシコ、インド、英国、カナダで、世帯収入が7万米ドル(約858万円)以上で、少なくとも年に1回以上旅行をする旅行客3,000人を対象として行われました。

調査の結果、多くの旅行客が2022年には旅行の費用と回数を例年より増やすつもりであるという傾向が出ました。

回答者の86%が「2022年には旅行に使う金額をコロナ前よりも増やしたい」と回答し、また62%が「2022年には2~4回の旅行を計画している」と回答しました。

こうした傾向の背景には、パンデミックへの懸念が薄れるにつれて、旅行の計画を立てても大丈夫だという確信が高まってきたことがあります。

これは実際に回答者の74%が「たとえ後から予定をキャンセルまたは変更しなければならなくなるとしても、2022年に旅行の予約をしたい」と回答していることからもうかがえます。

より遠方への旅行や、家族での旅行もトレンドに

さらにこの調査では、旅行客はより遠方への旅行に意欲的だということも示されました。回答者の55%が「一生に一度の旅行を2022年に予約したい」と回答しました。

オーストラリアのグレートバリアリーフや、アフリカのサファリといった「夢の旅行先」への旅行を計画する旅行客が増加しています。

また家族旅行への意欲も浮かび上がったトレンドの一つとして挙げられます。

回答者の79%が「2022年には、2021年よりも多くの家族旅行を計画する」と回答しました。パンデミックを通して自分の価値観を見つめ直す時間が増えたことで、多くの人々が家族と過ごす時間を重視するようになったことが、こうした傾向を生み出したと考えられています。

ミレニアル世代がトレンドのけん引役に

ここまで挙げてきたトレンドの全てにおいて、主なけん引役はミレニアル世代であることもこの調査から明らかになりました。26~41歳のこの世代は、他にも「旅行先で文化的イベントやアクティビティに参加してみたい」、「社会的インパクトや環境に配慮した旅行を計画したい」といったトレンドもリードしています。

先に挙げた「夢の旅行先」への旅行に意欲的であるというトレンドにおいても、ミレニアル世代の回答者の58%が「夢の旅行先を訪れるために一人で旅行をしたい」と回答しました。

2022年の旅行トレンドが、このミレニアル世代の意向に大きな影響を受けているということがわかる結果となりました。

関連記事:ミレニアル世代の外国人が日本で見たいものは?

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参照>

American Express Travel:2022 Global Travel Trends Report

【5/27開催】Google口コミ最新情報!店舗が直面するリスクといま抑えるべき対策を専門家が解説

Googleマップ上の口コミに対するGoogleの対応が大きく見直されつつあることをご存じでしょうか?

日本でもビジネスプロフィールの停止や口コミの大量削除といった影響が出始めています。

たとえば、

「★5の投稿でドリンク1杯無料」

「口コミ投稿でクーポンプレゼント」

といった“よくあるキャンペーン”が、ステルスマーケティング規制や景品表示法違反にあたる可能性があるのです。

本セミナーでは、Googleビジネスプロフィール ダイアモンドプロダクトエキスパートの 永山氏と、インハウスハブ東京法律事務所 弁護士 白井氏を迎え、Googleの最新動向、法的観点からの注意点、近年の事例などを交えながら、企業が今押さえておくべきポイントをわかりやすく解説します。

<本セミナーのポイント>

  • GoogleMapの口コミに関する最新の対応状況が知れる!
  • Googleビジネスプロフィールの専門家と、弁護士からの見解を聞ける!
  • 口コミのオペレーションを見直し、正しい運用方法を学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。

Google口コミ最新情報!店舗が直面するリスクといま抑えるべき対策を専門家が解説

【インバウンド情報まとめ 2025年5月前編】百貨店免税売上“急ブレーキ”の背景は? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に5月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

百貨店免税売上“急ブレーキ”の背景は?/訪日客「旅行中に困ったことはなかった」半数超 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに