4月22日、香港政府は、5月1日から観光客などの非香港居住者の入境制限を解除すると発表しました。
ただし政府指定ホテルでの最低1週間の隔離や、ワクチン接種が完了していることを入国の条件としています。
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2年以上続けていた非香港居住者の入境を再開
香港政府は、5月1日から観光客やビジネスマンなどの非香港居住者の入境を認めると発表しました。
ただし引き続き入境にはワクチン接種が完了していることや、陰性証明書の提出が求められます。
また、非居住者の入境手続きは居住者と同様になります。
香港経済新聞によると、4月24日時点で検査による陽性反応を示した人は120万1,860人、最終確定した累計感染者は32万9,147人、死亡者は9,249人としています。
一方、ワクチン接種者については、1回目が626万975人(93%)、2回目も終えた人は587万2,702人(87.2%)となっており、3回目の接種回数は313万5,373回です。
香港、ウィズコロナにシフト
現在の到着便の大半は、アジアの少数の都市や中国本土からとなっています。
4月1日には米英など9カ国からの到着便については受け入れ禁止を解除していました。
香港では中国政府にならって厳しい外出制限を伴う「ゼロコロナ政策」を敷いていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の歯止めがきかず、今回の規制緩和に踏み切ったと考えられます。
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