【地産地消】農泊でインバウンドを誘致・地域活性化!取組やアプローチ方法も解説

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近年、SDGs目標の達成に向けて「地産地消」に注目が集まっています。

もともと1980年代頃から農林水産省が地産地消を推奨しており、現在に至るまで継続的に地産地消の取り組みをおこなってきました。

最近では地産地消をインバウンド誘致や地域活性化に活かす取り組みもおこなわれています。今回は農泊インバウンドを誘致し、地域活性化を図る取り組みやアプローチ方法について詳しく解説します。


そもそも地産地消とは?

農林水産省が推奨する「地産地消」とは、地域で生産された生産物をその地域で消費することで、農業関係者と消費者を結ぶ試みのことです。

身近なものでは道の駅や直売所で地域の生産物を販売したり、学校給食や病院食、福祉施設の食事に地域の農産物を取り入れる取り組みが地産地消に該当します。

生産者にとっては消費者との距離が近いため、ファンや顧客が増えるメリットがあります。他にも消費者の声を聞き、ニーズに応じた生産をおこなえるのもひとつのメリットといえるでしょう。消費者にとっても生産者の顔が見えるため、安心して農産物を購入することができます。

近年は、地産地消にもとづいた「6次産業」にも注目が集まっています。6次産業とは、「第1産業から第3産業を集約し、豊富な資源の活用と新たな付加価値を生み出す活動」のことです。

第1産業である「農業・酪農畜産業・林業・漁業」と、第2産業である「生産品の加工」、第3産業である「販売」の数字をかけ合わせたものが6次産業となります。
6次産業は生産者が加工から販売までをおこなうため、所得向上や新たな雇用を生むきっかけにも繋がり、地域活性化の効果も得られます。

農泊とは?農泊の4つの魅力

農泊とは、農山漁村地域に宿泊し、豊かな地域資源を活用した食事や体験などを楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のことです。

農林水産省は地域の所得向上や雇用の創出、地域活性化のため、農泊を推進しています。実際にインバウンドを含む受入れ環境の整備や古民家などを改修した宿泊施設の整備などの支援もおこなわれています。

2019年現在、日本全国で515地域が農泊地域として採択されており、農家が営んでいる農家民宿や古民家を改修した宿泊施設に泊まったり、地元の郷土料理を食べたりするなどその地域ならではの体験が可能です。

実際に農泊を経験した人の中には、リピーターになる人も多いといわれています。それでは農泊にはどのような魅力があるのでしょうか。次は農泊の4つの魅力について詳しく紹介します。

宿泊する

農泊の魅力のひとつは、その地域の文化や歴史、風土にもとづいた「日常」を味わえることです。

その地域に長く住んでいる人にとっては当たり前の日常でも、田舎の生活を経験したことのない都心居住者や訪日外国人にとっては立派な観光価値があります。

農家が営んでいる農家民宿や人が住まなくなった古民家を改修した旅館やホテルでも、その地域の文化や歴史に触れられるでしょう。

特に民宿や古民家などの宿泊施設では、地域の人と交流したり郷土料理を堪能したりとここでしか味わえない経験ができます。人の温かさや独自の文化に触れ、リピーターになる人も多いようです。ただ宿泊するだけでなく、日本の田舎独自の文化に触れられる貴重な経験は都心部では味わえない魅力でしょう。

一方、農山漁村地域に住む人たちにとっては、空き家や廃校となった施設を観光資源として再利用できるメリットがあります。

地産地消をテーマにした食を楽しむ

農泊では地産地消をテーマにした食を楽しめるのも魅力のひとつです。農山漁村地域にはそこにしかない料理や新鮮な食材がたくさんあります。その地域に住んでいる人にとっては一般的な食事でも、初めて訪れる人にとっては特別なものです。

料理や食材はもちろん、囲炉裏や浜焼きなど食事をするロケーションも楽しめるのもその地域でしか味わえない魅力のひとつでしょう。

農泊では民宿のオーナーと料理をすることもあります。料理を食べるだけでなく、一緒に調理することで地域の食文化に触れたり、地元住民と交流を深めたりと貴重な経験ができるでしょう。農泊の中には地産地消をテーマにした食事と地元民との交流を付加価値としているところもあります。

直売所で買う

直売所や道の駅で新鮮な野菜や海産物を購入できるのも農泊の魅力のひとつです。

農泊をおこなっている農山漁村地域には、地元の生産物や海産物を取り扱っている直売所や道の駅があります。直売所や道の駅では生鮮食品以外にもジャムや漬物などの加工物も取り扱っており、旅行者のお土産として高い人気を誇っています。

その地域にしか売っていない商品もあり、お気に入りの一品を見つけるのも楽しみのひとつになるでしょう。旅行者にとっては、直売所や道の駅で買い物をするのも観光の一種です。新鮮さはもちろん、その地域にしかない商品を取り揃えることで他との差別化を図ることができます。

生産者にとっては一般的な小売店では規格外で販売できない商品を販売したり、規格外の生産物を加工品として販売するなど生産物を無駄なく活用できるメリットがあります。

地域のアクティビティを楽しむ

農泊では、その地域でしか体験できないアクティビティを楽しむことができます。農業田植え体験や蕎麦打ち、自然体験などは人気の高いアクティビティのひとつです。

たとえば、その地域に住んでいる人にとって田植えは生活の一部ですが、都心に住んでいる人や訪日外国人にとっては馴染みが薄く、刺激的なアクティビティになり得ます。

アクティビティを通じ、その地域の文化や歴史に触れられるのは農泊ならではの魅力と言えるでしょう。

農山漁村地域では、日常に溶け込む自然や農林漁業も立派な観光資源になります。アイデアや工夫次第でさまざまなアクティビティを提供できるでしょう。

農泊の取り組みとアプローチ方法

農泊では、農山漁村地域ならではの宿泊と食事、アクティビティ、地域交流をセットで楽しんでもらう仕組みが必要です。

たとえば農泊に適した宿泊施設を整備したり、地域特有の新しいコンテンツを開発しなければなりません。時には専門家を現地に派遣し、サービスの充実を図る必要もあるでしょう。

充実した宿泊プランも大切ですが、訪日外国人を受け入れるには適切なアプローチ方法も必要です。

たとえば予約サイトで予約をできるようにしたり、多言語化への取り組みをおこなったりするのも訪日外国人を受け入れるうえで欠かせません。

インターネットや外国語に精通していないと難しい部分もありますが、時には企業と連携しながら受け入れ体制を整えていくことも大切です。

地産地消!農泊で地域活性化を目指そう

近年、日本の暮らしや文化を体験できる農泊に注目が集まっています。

農泊の魅力は地域ならではの食や生活、アクティビティを体験できることです。

旅行者にとってはその地域でしか味わえない貴重な体験ができるのが魅力ですが、農山漁村地域に住む人にとっては地産地消で地域活性化を目指せるメリットがあります。

その地域に住んでいる人にとっては「日常」でも、旅行者にとっては観光価値のあるものがたくさんあります。日常にある観光資源に目を向け、農泊地域活性化を目指しましょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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