観光庁、外国人患者を受け入れる医療機関リストを多言語化:症状や対応言語から病院検索が可能に

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観光庁は2月24日、日本政府観光局JNTO)ウェブサイトに掲載している、外国人患者を受け入れる医療機関のリストを多言語化したと発表しました。

英語中国語(簡体字 / 繁体字)・韓国語のウェブページを開設し、訪日外国人旅行者がスムーズに医療機関にアクセスできる環境の整備を図ります。


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観光庁、外国人患者を受け入れる医療機関リストの多言語化を発表

観光庁は2月24日、外国人患者を受け入れる医療機関のリストを多言語化したことを発表しました。

英語・中国語・韓国語に対応、症状や言語から医療機関が検索可能

観光庁訪日外国人旅行者がスムーズに医療機関にアクセスできるよう、日本政府観光局JNTO)ウェブサイトに「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト」を掲載しています。

今回、このリストを英語中国語(簡体字 / 繁体字)、韓国語に多言語化し、ウェブサイトに掲載する医療機関を更新しました。

ユーザーは各言語のページで症状や受診したい地域(都道府県)、言語、使用可能なクレジットカードなどの情報などから、医療機関を検索することができます。

医療機関検索のためのチェックリスト(英語版):編集部スクリーンショット
▲ 医療機関検索のためのチェックリスト(英語版):編集部スクリーンショット

外国人患者が安心して受診できる体制整備を

日本全体で観光立国が推進されるなか、各都道府県でも訪日客増加を捉えた地域活性化に向け、さまざまな取り組みが進められています。

政府は「訪日外国人に対する適切な医療等の確保に向けた総合対策」を取りまとめ、訪日旅行者に医療が必要となる場合に備えて、安心して医療を受けられる環境の整備に取り組んでいます。

同時に増加する在留外国人についても「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」が取りまとめられ、全ての居住圏において外国人患者が安心して受診できる体制の整備が進められています。

このような背景から、厚生労働省と観光庁は医療機関等及び行政のサービス向上を目的に「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト(日本語サイト)」を2022年12月27日に更新していました。

そして今回このリストが多言語化され、JNTOのウェブサイトで公開されました。


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<参照>

観光庁:外国人患者を受け入れる医療機関リストについて多言語化を行い、ウェブサイトを更新しました

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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

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初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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