米国の世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム「Airbnb」は3月3日、お花見シーズンに日本の宿泊施設を予約したインバウンド旅行客の居住国・地域トップ10を発表しました。
水際対策緩和後初となるお花見の季節に向け、アジア以外にも北米や欧州からの予約も多く、東京都内だけでなく横浜や浦安、長野、大阪などにも注目が高まっていることが分かりました。
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Airbnb、お花見シーズンの日本の宿泊予約が多い国・地域ランキング発表
Airbnbは3月3日、お花見シーズンに日本の宿泊施設を予約したインバウンド旅行客ゲストの居住国・地域トップ10を発表しました。
あわせて、多く検索された日本国内のディスティネーション(旅行目的地)・都市も公表されました。
宿泊予約トップ3は米・豪・シンガポール
お花見シーズン(2023年3月15日~4月30日)に日本のリスティング(宿泊施設)を予約したゲストの上位居住国・地域(2022年時点)は以下の通りでした。
- アメリカ
- オーストラリア
- シンガポール
- フランス
- カナダ
- 台湾
- ドイツ
- 香港
- イギリス
- 韓国
2022年10月からの水際対策緩和後、インバウンド旅行客の回復が期待されており、2022年第4四半期のAirbnbのデータでもアジア圏内や北米地域、ヨーロッパ諸国からのゲストの予約が大幅に回復しています。
目的地・都市検索トップ3は「横浜・新宿・渋谷」 浦安や大阪、長野もランクイン
日本国内のディスティネーション・都市検索トレンド(2022年時点)は以下の通りでした。
- 神奈川県横浜市
- 東京都新宿区
- 東京都渋谷区
- 千葉県浦安市
- 愛知県名古屋市
- 大阪府大阪市
- 大阪府大阪市此花区
- 長野県長野市
- 福岡県福岡市
- 広島県広島市
実質的に4年ぶりの日本旅行ということもあって、東京や神奈川、千葉、大阪、福岡などを中心に大都市圏の検索が増加していることが分かりました。
Airbnbでは海外からのゲストが大都市だけでなく国内各地で旅を楽しめるよう、日本ならではの宿泊が体験できる古民家など魅力ある宿泊施設を増やし、地域観光にも寄与していきたいとしています。
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<参照>
Airbnb Japan株式会社:〜もうすぐインバウンド旅行客も楽しみにしているお花見シーズン到来!〜桜の季節に宿泊を予約したインバウンド旅行客ゲストの出身国・地域を発表上位はアメリカ、オーストラリア、シンガポール、フランス!
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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