ANA総合研究所は5月11日、2023年夏季スケジュールにおける日本着の国際線提供座席数を取りまとめ、発表しました。これによると日本着の国際便の座席数は2,578万席で、コロナ禍前の2019年比で約7割の水準に回復しました。
四方を海に囲まれている日本にとって、国際線航空便座席数は訪日客数に大きく影響する要素です。未だコロナ禍前と同水準には達していないようですが、航空各社は今後のインバウンド需要のさらなる回復・拡大を見すえ、航空便を復便、増便していくことが予想されます。
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
座席数は2019年比で7割レベルに
2023年夏季スケジュールにおける日本着の国際線提供座席数計画数(日本着、以下23SP)は2,578万席。なお2023年夏季スケジュール期間は、2023年3月26日〜10月28日としています。
2022年夏季スケジュール実績数(以下22SR)より1,802万席増加(22SR比:332%)した一方で、コロナ禍前の2019年(以下19SR)よりも1,208万席減少(19SR比:68.0%)しています。
航空会社別では、全日本空輸が257万席(構成比:10.0%)、日本航空が251万席(構成比:9.7%)、チェジュ航空が109万席(構成比:4.3%)の順となりました。
上海、バンコク、香港が大幅減
海外就航地別では、南北アメリカ大陸と近隣諸島(ハワイ含む)地域(以下、TC1)が335万席(19SR比:85.2%)ともっとも多く、ヨーロッパ・中近東・アフリカと近隣諸島地域(以下、TC2)が176万席(19SR比:63.3%)、アジア(中近東を除く)・オセアニアと近隣諸島地域(以下、TC3)が2,066万席(19SR比:66.3%)と続いており、いずれも2019年より減少しています。
なお構成比では、TC1が13.0%、TC2が6.8%、TC3が80.1%となっており、TC1の構成比が増加してTC2とTC3が減少しました。
また海外の就航空港別に2019年の同期比で見ると、サンフランシスコ(9万席増)やハノイ(11.8万席増)、イスタンブール(3.4万席増)などが増えた一方、上海(187.4万席減)やバンコク(99.4万席減)、香港(89.3万席減)、ホノルル(47.1万席減)などが大きく減少しました。
日本国内ではとくに地方部の遅れが顕著
日本国内の就航地別では、首都圏にある成田・羽田の2空港が1,523万席(19SR比:79.7%)、関西空港が574万席(19SR比:62.9%)、成田・羽田・関西の3空港を除いた日本国内にある31の空港合計では480万席(19SR比:49.7%)となっており、いずれも2019年同期より減少しました。
首都圏以外の空港が19SR比で50%を下回っていることから、地方部の回復の遅さが目立っています。
最後にフルサービスキャリアとLCC別では、フルサービスキャリアが1,811万席(19SR比:65.9%)、LCCが766万席(19SR比:73.6%)で、フルサービスキャリアがより大きく2019年より減少し、構成比率はLCCが2.2ポイント増加しています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
ANA総合研究所:2023年夏季スケジュール日本着国際航空輸送提供座席数まとめ
【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜
外食店舗、支援サービス、業界のトップ企業が集結!
さらに、有名飲食店や外食産業を牽引する企業による特別基調講演も開催。
成功企業のリアルな戦略や、これからの外食業界を生き抜くヒントがここに詰まっています!
最新のトレンドを知り、トップ企業の成功ノウハウを学びたい方、
業界の最前線で活躍する企業とつながり、新たなビジネスチャンスを掴みたい方にぴったりのイベントです。
今こそ、業界の未来を共に創る一歩を踏み出しませんか?
<本セミナーのポイント>
- 外食業界を支える最新サービス&ソリューションの紹介
- 外食業界の最新トレンド&成功ノウハウが手に入る
- 有名飲食店&業界を牽引する企業の基調講演
詳しくはこちらをご覧ください。
→【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜
【インバウンド情報まとめ 2025年3月後編】2月の訪日外客数300万人超え / 海外で売れる日本のアニメ商品ランキング ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に3月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→2月の訪日外客数300万人超え / 海外で売れる日本のアニメ商品ランキングほか:インバウンド情報まとめ【2025年3月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!