観光業を「SDGs達成の原動力」とするロードマップを策定:UNWTO・G20

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UNWTOは6月21日、公式サイト上で「観光業向けのロードマップ(通称ゴア・ロードマップ)」を発表しました。

このロードマップインドのゴアで開催された「G20観光大臣会合」で公表されたもので、UNWTOG20と共同策定しています。

UNWTOはこのロードマップを、観光をSDGs達成に向けた強力な推進要因として位置付けています。


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観光をSDGs達成に向けた強力な推進要因に

インドのゴアで6月21日に開催された「G20観光大臣会合」では、観光がSDGsの達成において果たす役割の重要性について議論が行われました。

とりまとめられたゴア・ロードマップでは、以下の5つの分野に関して、課題や推奨される取り組み例などが整理されています。

  • グリーンな観光
  • デジタル化
  • 観光人材のスキル
  • 観光零細中小企業
  • 観光地マネジメント

UNWTOはこのロードマップを、観光をSDGs達成に向けた強力な推進要因として位置付けています。

UNWTO「持続可能で包括的な回復を」

ゴア・ロードマップについてUNWTOのズラブ・ポロリカシュヴィリ事務局長は、以下のように述べました。

観光業がコロナ禍前の水準に近付いているものの、持続可能で包括的に回復させる必要があります。観光をSDGs達成のための手段として位置付けるゴアロードマップは、G20のすべての人にとってより良い未来に向けた道を導くための行動計画を示しています。

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<参照>

UNWTO:G20 WELCOMES ROADMAP TO MAKE TOURISM KEY DRIVER OF SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
観光庁:G20観光大臣会合等の結果概要 ~持続可能な開発目標(SDGs)達成における観光の意義を確認~

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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