訪日外国人旅行者の地方部への周遊促進と消費拡大に向け、観光庁は地域の観光関係者と地域の課題・ニーズに対応するインバウンドベンチャーを支援するため、ICT(情報通信技術)サービスの実証事業を公募することを発表しました。
応募期間は2023年10月3日から10月23日の17:00まで。概要や応募方法など詳細を確認していきましょう。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
観光庁、ICT実証事業の公募を開始
深刻な人手不足に悩まされているいま、訪日外国人旅行者の地方部への周遊促進・消費拡大を図るためにICT(情報通信技術)サービスが重要視されています。
そういった背景もあり、観光庁は訪日外国人旅行者を対象としたICT(情報通信技術)サービスの導入を支援する新たな取り組みを発表しました。
地域の観光関係者とインバウンドベンチャー(訪日外国人向け新興企業)との連携を奨励し、地方の課題とニーズに対応するための創造的なソリューションを見つけ出すことを目的としています。
この実証事業ではICTサービスやテクノロジーを活用し、訪日外国人旅行者の観光体験を向上させるためのソリューションを開発する企業(インバウンドベンチャー)を支援します。
観光体験をより魅力的で便利にするサービスにより、地方部の観光業が発展することが期待されています。
応募は10月23日の17時まで
応募期間は、2023年10月3日から令和5年10月23日の17:00まで。応募する際には、公募要領と申請様式に従って必要事項を記入のうえ、電子メールにて提出してください。
メールアドレスは「ict-info@tohmatsu.co.jp」で、提出時には電子メールの件名の冒頭に「【公募申請_申請事業_申請団体名】」と記載してください。
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<参照>
観光庁:観光現場におけるICTサービス等利活用促進事業(実証事業)を公募します
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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