オランダのアムステルダム市は10月3日、2024年に観光税を増額することを発表しました。これによりアムステルダムの観光税は、EUで最高額となります。
アムステルダム市、観光税を「宿泊費の12.5%」に増税へ
アムステルダム市は10月3日、観光税を増額することを発表しました。物価の上昇による市民の経済的負担を減らすことや、オーバーツーリズム対策を目的としています。
アムステルダム市の現行の観光税は、宿泊代の7%+1人3ユーロで、例えば部屋料金が1人あたり175ユーロ(約27,600円)の場合は15.25ユーロ(約2,400円)です。
これが2024年からは一律「宿泊費の12.5%」に引き上げられ、上記料金の場合21.80ユーロ(約3,400円)となります。また、クルーズ船の乗客向けの税金も1人あたり1日8ユーロ(約1,300円)から11ユーロ(約1,700円)に増額されます。
※すべて2023年10月30日時点での為替レートで計算。
オランダのDutchNewsによると、今回の増額によりアムステルダムの観光税はEUで最高額となり、世界でも4番目に高いということです(DutchNews)。
観光税の使用用途についてアムステルダム市は、「最も必要とされる地域や地区、施設の維持のために投資する」としています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
City of Amsterdam:Budget 2024: tourists to contribute more
City of Amsterdam:Tourist tax (toeristenbelasting)
DutchNews:Amsterdam tourist tax to hit 12.5%, the highest in the EU
【8/21開催】インバウンドプロモーション最新版!人流データを活用した旅ナカ集客
本セミナーでは、株式会社unerryと株式会社movが共催し、「インバウンドの旅ナカ行動」に焦点を当て、訪日外国人が“日本のどこを回遊し、どのように消費しているのか”を解説いたします。
日本各地でインバウンドが戻りつつある中、「観光客は来ているが、地域内で回遊されていない」「店舗・施設への来訪に繋がっていない」といった課題も多く見られます。
そこで本セミナーでは、
- インバウンドの最新動向
- 日本におけるインバウンドの回遊・来店行動
の観点で、インバウンドの消費行動の“実像”を明らかにします。
<セミナーのポイント>
- インバウンド市場の最新動向がわかる!
- インバウンドの“旅ナカの動き”が学べる!
-
インバウンドの動きに合わせた広告配信と来店促進の手法が学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【8/21開催】インバウンドプロモーション最新版!人流データを活用した旅ナカ集客
【インバウンド情報まとめ 2025年7月後編】「万博に来た訪日客」の国別ランキングを発表!ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「万博に来た訪日客」の国別ランキングを発表! / JNTO、韓国・サウジ・ブラジルで訪日プロモーション強化 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!