一般社団法人四国ツーリズム創造機構と日本政策投資銀行四国支店は5月14日、「四国を訪れる欧米豪の外国人旅行者に関する調査報告書(2025年調査)」を発表しました。
本報告書によると、四国を訪れた欧米豪からの訪日客のうち最も多かった居住国は、前年に引き続きドイツでした。また、香川県・愛媛県・高知県では市街地を訪問する旅行者が多かったのに対して、徳島県では自然豊かなエリアが人気であることが明らかになりました。
本調査は四国4県の主要観光地にて、欧米豪の旅行者459名を対象に対面形式で実施されたものです。
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居住国1位はドイツ トップ3は前年と変わらず
調査対象となった欧米豪の訪日客の居住国として最も多かったのは「ドイツ」(15.5%)で、次いで「フランス」(14.4%)、「オーストラリア」(12.0%)の順となり、トップ3は前年と変わらない結果となりました。
年代別では「20代」(18.5%)と「30代」(33.6%)で全体の過半数を占めており、若い世代の来訪が目立っています。また、四国訪問経験では「初めて」が85.6%と大半を占めるものの、前年の90.7%からはやや減少し、リピーター比率が微増する傾向が見られました。
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訪問地は市街地が中心 徳島は自然豊かなエリアが人気
四国各県の人気の訪問地では、香川県は「高松中心部(栗林公園)」(69.4%)、愛媛県は「松山中心部(松山城)」(73.8%)、高知県は「高知中心部(高知城・ひろめ市場)」(87.4%)がそれぞれトップでした。各県ともに中心部・市街地への訪問率が高いことが明らかになっています。
一方、徳島県は「大歩危・祖谷・かずら橋」(63.8%)が最も多く、次いで「鳴門(渦潮)」(51.9%)、「奥祖谷(落合集落、古民家、かかしの里)」(22.3%)と、ほか3県と異なり、自然豊かなエリアが人気であることがわかりました。
また、四国滞在中に困ったことを聞いた項目では、32.5%が「困ったことがあった」と回答しています。
具体的な内容としては、「キャッシュレス決済(クレジットカード等の利用)ができなかった」(10.2%)が最も多く、次いで、「多言語表示が少なかったり、わかりにくかった」(9.4%)、「公共交通がなかったり、便数が少なかった」(7.2%)が上位となりました。
四国遍路、直島を体験した旅行者は消費額増
滞在日数と消費額をみると、四国遍路や直島を体験した旅行者は全体平均と比べて四国での滞在日数が長く、1人当たりの四国における消費額も、全体平均の15万5,797円に対して四国遍路が24万8,764円、直島が19万8,341円と大きく上回りました。
一方で、大阪・関西万博を訪れた旅行者の四国における消費額は13万6,682円に留まっており、来訪のきっかけによって滞在・消費動向に差が見られる結果となりました。
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<参照>
一般社団法人四国ツーリズム創造機構:「四国を訪れる欧米豪の外国人旅行者に関する調査報告書」の発行について~2年連続の対面アンケートが示すインバウンド客の動態と四国観光の可能性~
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