関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港の3空港を運営する関西エアポート株式会社は11月24日、2023年10月分の国内線・国際線利用状況を公開しました。
これによると、関西国際空港の国際線の外国人旅客数が、コロナ禍前の2019年同月を上回ったことがわかりました。一方で、国際線の日本人旅客数は2019年同月比51%にとどまりました。以下で詳細な数値をまとめます。
※3空港のうち、国際線が発着するのは関西国際空港のみ。
関空の外国人旅客数、初めてコロナ前超える
2023年10月の関西国際空港における国際線旅客数は、165万8,340人でした。
このうち外国人旅客数は132万8,258人で、2019年同月比101%を記録しました。一方で日本人旅客数は32万924人で2019年同月比51%となりました。
インバウンドが盛り上がる中、日本人の海外旅行は未だ回復途上にあることを示しています。
なお、他の主要空港の外国人旅客数については、羽田空港はすでにコロナ禍前を超えており、成田空港も2023年9月に2019年同月比96%と堅調に推移している状況です。
国内線旅客数も初めてのコロナ前超え
3空港合計の国内線旅客数は227万8,701人となり、こちらも2019年同月比102%を記録しました。とりわけ関西国際空港は2019年同月比110%となっています。
国・地域別では中国の回復が遅れ、韓国・台湾などが好調
国・地域別の国際線発着回数では、2019年に全体の35%を占めていた中国が、2023年10月には21%まで構成比が下がり、航空便回復の遅れが顕著となっています。
一方で好調なのが韓国や台湾など中国以外のアジア圏。2019年と比較すると、韓国は全体の23%だったところから34%へ、台湾は10%から11%へ、香港・マカオは9%から11%へ、東南アジア諸国は14%から16%へと、韓国を中心にいずれも構成比が上がっていることがわかります。
また2023年10月の旅客数は韓国が35%を占め、台湾が14%、香港・マカオが12%、東南アジア諸国が18%となっています。中国は13%にとどまっており、その他のアジア圏への対応の重要性が相対的に高まっています。
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<参照>
関西エアポート株式会社:関西国際空港・大阪国際空港・神戸空港 2023年10月利用状況
日本空港ビルデング株式会社:羽田空港 旅客ターミナル利用実績(2023年度) / 2019年度
成田国際空港株式会社:空港運用状況(2023年度) / 2019年度
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