世界的な観光都市として知られるイタリア・ベネチアの歴史地区エリアにおいて、ルイジ・ブルニャーロ市長が1日あたり5ユーロ(約780円)の入場料を試験的に徴収することを発表しました。
かねて悩まされていたオーバーツーリズム対策のひとつで、ベネチア在住者や在勤者などは免除されるとしています。
なお2023年9月には、ベネチア全体において日帰り観光客から入場料5ユーロを試験的に徴収する実証実験を実施しています。
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伊ベネチア、歴史地区エリア入場に1日5ユーロを徴収
ベネチアは深刻なオーバーツーリズムに悩まされている都市のひとつで、2023年9月には日帰り観光客から5ユーロの入場料を課す実証実験を実施しています。
今回は歴史地区エリアに限定し、1日5ユーロを徴収する実証実験を実施することを発表しました。入場にはオンラインによる事前の予約が必要で、1日あたりの上限数も設けているとしています。
ただし、ベネチア居住者や通勤者を含む労働者などは免除されるとしていて、14歳未満は予約が必要ではあるものの入場料は課されない予定です。
期間は2024年4月下旬から7月中旬までの土日で、時間は8時30分から16時までが対象となります。
違反する行為があった場合は、 50ユーロ(約7,800円)から300ユーロ(約4万6,800円)の罰則が課される見込みです。
※日本円換算は1ユーロ約156円で訪日ラボ編集部算出
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<参照>
Comune di Venezia:Contributo d’accesso Venezia: presentato il calendario. Saranno 29 le giornate con “bollino”, si parte il 25 aprile.(イタリア語)
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