「2024さっぽろ雪まつり」4日に開幕、今年は世界各地から9チームが参加

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北海道の冬の風物詩として知られる「2024さっぽろ雪まつり」が2月4日に開幕しました。メインとなる大通会場には、日本人はもちろん海外からも多くの観光客が訪れているほか、世界各地から9チームが雪像作りに参加しています。

なぜさっぽろ雪まつりはインバウンド客を惹きつけるのでしょうか。これまでのさっぽろ雪まつりについて振り返りつつ、インバウンドから人気の理由などを紹介します。

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2024さっぽろ雪まつりが開幕

北海道は日本人だけでなくインバウンド客からも人気の観光地です。“雪”を楽しみに訪れるインバウンド客も多く、北海道が誇るスノーリゾートは海外から大きな注目を浴びています。

スノーリゾートと同様に、冬の北海道観光の目玉のひとつとして知られるのが、今年で74回目の開催を迎えるさっぽろ雪まつりです。1950年にスタートしたさっぽろ雪まつりには、例年国内外から多くの観光客が訪れます。雪は短い期間しか体験できないなど、高い希少性がインバウンドから人気で、さっぽろ雪まつりをメインの目的とした訪日ツアーも販売されています。

しかしコロナ禍の影響で2020年には前年より70万人も少ない202万人と、過去10年間で最小となる水準にまで減少しました。2021年と2022年にはオンラインでの開催を余儀なくされたほか、2023年には規模を縮小して開催されました。

今年は4年ぶりに大通会場とすすきの会場、つどーむ会場の3会場でフル開催されていて、大通会場には迫力ある大雪像が立ち並ぶほか、つどーむ会場には雪とふれあえるコンテンツが用意されていたり、すすきの会場では幻想的な氷の世界が広がっていたり、 会場によって異なる雰囲気を味わえます。

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さっぽろ雪まつりに世界中が注目

会場を彩る雪像は196基にもおよび、メイン会場となる大通会場にはタイなど世界各地から9チームが参加するなど、世界が注目するイベントとして成長しています。

「さっぽろ雪まつり」は市民参加型のイベントとしても有名で、大通会場には80にもおよぶ市民雪像が観光客を楽しませます。

▲【画像提供:TAT(タイ国政府観光庁)】

▲【画像提供:TAT(タイ国政府観光庁)】

インバウンド向けに雪像作りイベントを開催

昨今、世界的な消費行動の変化として、商品を購入する「モノ消費」から体験型の「コト消費」へと変化しています。

そんなコト消費需要に応えようと、札幌観光協会はさっぽろ雪まつりの開催期間に合わせ、インバウンド客向けに自分で雪像を作るイベントをさっぽろ羊ヶ丘展望台にて開催しています。

期間はさっぽろ雪まつりと同じく2月4日~11日までの8日間で、2メートル級の本格的な雪像作りを体験できるコースのほか、ミニ雪像作りや雪アート作りを体験できるコースなど複数用意されています。

▲「雪像作り」:一般社団法人札幌観光協会プレスリリースより
▲「ミニ雪像作り」:一般社団法人札幌観光協会プレスリリースより
▲「雪アート作り」:一般社団法人札幌観光協会プレスリリースより

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2024さっぽろ雪まつりは2月11日まで開催

2月4日に開幕した「さっぽろ雪まつり」は、三連休の中日となる11日まで開催中です。今年は4年ぶりのフル開催で、かつインバウンド需要も本格化していることから、日本人はもちろん多くのインバウンド客が訪れそうです。

雪は日本の重要な観光資源のひとつで、インバウンド客にも人気のコンテンツです。ただ、ひと口に雪といってもアジア圏と欧米豪ではトレンドの傾向は変わってきます。詳しくは「『インバウンド×雪』を徹底調査 アジア圏と欧米豪で雪に感じる魅力が違うことが判明」の記事で紹介しています。合わせてご確認ください。

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<参照>

さっぽろ雪まつり:公式サイト
一般社団法人札幌観光協会:さっぽろ羊ヶ丘展望台にて2024 さっぽろ雪まつり開催期間中に訪日旅行者向け「自分で雪像を作る」イベント初開催

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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