成田国際空港株式会社(NAA)は4月25日、2023年度と2024年3月の空港運用状況を公表しました。
インバウンドの回復によって、外国人旅客数が大幅に増加したことがわかりました。
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【2023年】国際線旅客数、外国人・日本人ともに過去最高を更新
成田国際空港株式会社の発表によると、2023年度の国際線旅客数は2,744万人(2019年度比81%)で前年度の2倍以上に増加したといいます。
なかでも外国人旅客数は、前年比の約2.7倍となる1,789万人(2019年度比108%)で、過去最高だった2018年度の1,772万人を上回り、最高値を更新する結果となりました。
また国内線についても旅客数が781万人となり、2019年度の746万人を超えて、最高値を更新しました。
全体の航空旅客数は3,525万人(2019年度比85%)で、コロナ禍以降初めての3,000万人突破となり、順調な回復を続けています。
【2024年3月】国際線外国人旅客数180万人 過去最高に
成田国際空港株式会社の発表によると、2024年3月の国際線旅客数は276万人だといいます。外国人旅客数は180万人(2019年同月比116%)となり、単月として過去最高を更新しました。
国際線発着回数は12,976回(2019年同月比85%)となっており、コロナ禍以降、順調な回復を見せています。
日本政府観光局(JNTO)が発表した3月の訪日外客数を見てみると、史上初の月間300万人超えとなっており、旅客数と同様にインバウンド市場が拡大している様子がうかがえます。
また成田国際空港株式会社は、ゴールデンウィーク期間(4月26日〜5月6日)の国際線旅客数を、出入国合わせて83万5,200人だと推計しています。推計値では前年同時期の133.6%となっており、今後発表される旅客数に注目です。
関連記事:訪日外客数3月
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<参照>
成田国際空港株式会社:2024年3月 空港運用状況
日本政府観光局(JNTO):訪日外客数(2024年3月推計値)
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