日本政府観光局(JNTO)は5月15日、2024年4月の訪日外客数推計値を発表しました。
4月の訪日外客数は304万2,900人で、2019年同月比4.0%増を記録。2か月連続で300万人を超えました。また、23市場のうち14市場では、4月の過去最高を記録しました。
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4月の訪日外客数は304万人
日本政府観光局(JNTO)が5月15日に発表した訪日外客数推計値によると、2024年4月の訪⽇外客数は304万2,900人で、3月の308万1,600人に続き、2か月連続で300万人を超えました。2019年同月比は4.0%増となっています。訪日外国人数が引き続き高水準を維持していることについて、JNTOは「春の桜シーズンによる訪⽇需要の高まりに加え、東南アジアや中東地域を中心にイスラム教の断食明けに合わせて海外旅⾏需要が増加したこと」を要因として挙げています。

国別では中国が台湾を抜き2位に、1位は引き続き韓国
国別では韓国が2019年同月比16.7%増の66万1,200人で、引き続き1位となっています。2位が中国(2019年同月比26.5%減、53万3,600人)、3位が台湾(同13.9%増、45万9,700人)、4位が米国(同34.5%増、 22万8,900人)、5位が香港(同5.3%減、18万4,500人)でした。これまで2位だった台湾を抜き、中国が2位に躍り出ました。例年中国の訪日のピークは7〜8月であり、今後の訪日中国人数の回復にも期待がかかります。
他、2019年同月比での伸び率が大きかったのはインドネシア(同57.2%増、6万2,500人)、カナダ(同33.9%増、5万2,100人)、中東地域(同73.8%増、2万3,200人)などです。
また、調査された23市場のうち14市場で4月の過去最高を記録していて、中でもフランス、イタリア、中東地域では単月の過去最高を更新しました。

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日本政府観光局(JNTO):訪日外客数(2024年4月推計値)
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