アクティビティ・現地ツアー予約サイト「KKday」を運営する株式会社KKDAY JAPANは6月10日、静岡県がKKdayのチケットシステムを活用して「静岡県富士登山事前登録システム」の試行を開始したと発表しました。
山梨県側が5月20日から予約システムを開始し、さらに7月1日から富士山五合目登山道での通行料徴収、登山規制を実施する中で、静岡県側も対策に乗り出しています。
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静岡県、KKdayのシステムを活用した「富士山登山事前登録システム」を試行開始
国内外の観光客から人気を集める富士山ですが、夜間の弾丸登山や軽装登山による遭難や事故のリスク、ルール・マナー違反による自然環境への影響が深刻化している状況です。
静岡県はこれに対応するため、「世界遺産富士山を守り・伝え、安全で快適な富士登山の実現を目指し、デジタルを活用したより効率的な入山管理を試行」するとしています。
今回の取り組みでは、旅行・アクティビティ予約サイトであるKKdayが提供するチケット管理システム「rezio(レジオ)」を静岡県が導入。事前登録をオンライン化するとともに、チケットを電子化しました。また、通行料は無料ですが、16時以降、山小屋宿泊予約がない者には登山自粛を要請する時間規制が敷かれます。
登山者は、入山前にKKdayのサイトにて、登山計画の記入と富士登山のルール・マナーについて事前学習を行った後、指定されたチェックポイントで電子チケットを提示し、認証を受けることでスムーズに登山を開始できます。
また、このシステムは日本語を含む17言語に対応し、インバウンドの登山者にも対応可能だということです。
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<参照>
KKdayプレスリリース:KKdayと静岡県、富士山登山の新たな入山管理システム「静岡県富士登山事前登録システム」を試行開始
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