福井県とJR西日本グループは、訪日外国人観光客の福井県への誘客促進に向けた連携協定を締結しました。
大阪・関西万博の開催を契機として相互に連携を強化し、福井県の活性化を図ります。
関連記事:大阪万博の来場者数は?海外からは「350万人」と予想、残された課題と対策とは
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福井県とJR西日本、連携強化で誘客促進
福井県とJR西日本グループは、9月6日、訪日外国人観光客の誘客促進に向けて福井県の活性化を行う、連携協定の締結を発表しました。また13日には締結式を行いました。
福井県の魅力発信や利便性向上に向けて連携
今回締結された連携内容は、以下の通りです。
- 福井県を含む広域周遊および福井県を対象とし、観光素材などを活用した企画きっぷ、旅行商品の開発・販売に関すること
- 地域産品などを活用した商品およびサービスの開発・販売に関すること
- 案内・応対・施設の整備など、旅行者の満足度の向上に関すること
- 大阪・関西万博以降の誘客促進に向けた事業の策定および実施体制の構築などに関すること
- その他、福井県の魅力発信や地域活性化に関すること
福井県の魅力発信や利便性の向上により福井県への誘客を促進し、万博開催以降も連携して事業を構築していくとしています。
多言語対応などの取り組みも実施予定
今後実施していく予定の取り組みは、以下の通りです。
- 大阪・関西万博会場および福井県を含む地域を周遊する旅行商品の造成
- JR西日本グループの施設などを利用した訪日外国人観光客の誘客
- 訪日外国人観光客向け商品の開発および魅力拡大
- 観光施設などにおける外国語案内、応対の強化に向けた取り組み
観光施設での多言語対応など、受け入れ体制の強化にも取り組む予定です。
万博を機に外国人観光客の誘客を図る
今回の連携協定は、海外来場者数が350万人と予想される大阪・関西万博を契機に締結され、地方誘客を図る上で重要な機会となっています。
観光庁が発表した宿泊旅行統計によると、2023年の福井県の外国人延べ宿泊者数は2019年比33.6%減と、回復が遅れている状況です。今回の連携強化による誘客が期待されています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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