近年、訪日外国人観光客の集客につなげる方法として、Googleビジネスプロフィールが注目されています。
Googleビジネスプロフィールの「営業時間の詳細」機能を活用すれば、通常の営業時間のほかにも、テイクアウトやデリバリーなどのサービス提供時間をわかりやすく告知できます。
この記事では、その活用方法や外国人観光客にも伝わりやすいポイントをご紹介します。「特別営業時間」との違いについても解説していますので、最後までご確認ください。
関連記事:Googleビジネスプロフィールで「特別営業時間」を設定する方法とは?休日や祝日に対応
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Googleビジネスプロフィールの「営業時間の詳細」とは
Googleビジネスプロフィールの「営業時間の詳細」は、テイクアウト、ドライブスルー、店舗受け取りなどのサービスの提供時間が通常の営業時間と異なる場合に告知できる機能です。
ほかにも居酒屋やバーなどでハッピーアワー(酒類の割引を行う時間帯のこと)を設ける場合や、スーパーで高齢者優先の時間帯を設ける場合にも活用できます。
「特別営業時間」との違い
Googleビジネスプロフィールには、「営業時間の詳細」とよく似た名前の機能として「特別営業時間」があります。
「営業時間の詳細」が特定のサービスの営業時間を告知できる機能であるのに対し、「特別営業時間」は休日、祝日、イベントの日などの営業時間の変更や、6日以内の臨時休業を告知できる機能となっています。
たとえば、あるレストランがテイクアウトやデリバリーの受付時間を店内飲食の営業時間より長くする場合は「営業時間の詳細」を設定し、ゴールデンウィークに休業する場合は「特別営業時間」を設定すると良いでしょう。
営業時間の詳細の設定方法
営業時間の詳細の設定方法は以下の通りです。
1. Googleビジネスプロフィールの管理画面を開き、左側メニューから「プロフィールを編集」をクリックします。
2. 「営業時間」をクリックすると「特別営業時間」の下に「他の営業時間を追加」が表示されます。

3. 設定したい営業時間の種別をクリックします。
営業時間の種別は「オンラインサービスの提供時間」「テイクアウト」「ドライブスルー」「ハッピーアワー」「ブランチ」「高齢者限定時間帯」「受け取り」「宅配」「注文可能時間」「入店可能時間」から選べます。

4. 初期設定は、定休日になっています。営業時間を入力したい曜日の左側にあるチェックボックスをクリックします。

5. 営業時間を入力します。
- 1日の営業時間が複数ある場合、「営業時間を追加」をクリックして2回目以降の営業時間を追加します。
- 24時間営業とする場合、時刻入力欄から「24時間」を選びます。
すべての営業時間を追加したら「保存」をクリックして終了です。

「営業時間の詳細」機能を活用することで、訪日外国人観光客を含む幅広いお客様に正確で便利な情報を届けられるようになります。
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