日本政府観光局（JNTO）は12月18日、2024年11月の訪日外客数推計値を発表しました。
11月の訪日外客数は318万7,000人でした。また、1〜11月の累計は3,337万9,900人となり、これまで過去最高だった2019年の年間累計を上回り、過去最多となりました。
23市場のうち5市場は1〜11月累計で過去最高を更新し、これまでに計16市場が累計で過去最高を記録しています。
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11月の訪日外客数は318.7万人
日本政府観光局（JNTO）が12月18日に発表した訪日外客数推計値によると、2024年11月の訪⽇外客数は318万7,000人でした。10月（331万2,000人）と比較すると、12万5,000人の減少となりました。2019年同月比は30.5%増と、10月に引き続き10か月連続で2019年同月を超えました。
また1〜11月の累計は3,337万9,900人で、2019年の年間訪日外客数（3,188万2,049人）を約150万人上回り、過去最多を記録しました。
国別1位は韓国
国別では、韓国が2019年同月比265.5%増の74万9,500人で、前月から引き続き1位となっています。
2位が中国（2019年同月比27.3%減、54万6,300人）、3位が台湾（同24.6%増、48万8,400人）、4位が米国（同66.1%増、24万7,500人）、5位が香港（同13.7%増、22万7,100人）でした。韓国は日韓関係悪化の影響により、2019年11月の訪日客数が大きく落ち込んでいたため（2019年7月の37％程度）、増加率が大きくなっていることに注意が必要です。
ほか、2019年同月比での伸び率が大きかったのはメキシコ（同107.9%増、1万3,500人）、中東地域（同94.2%増、1万9,100人）、スペイン（同78.5%増、1万8,800人）などです。
23市場のうち5市場（韓国・香港・インドネシア・ベトナム・フランス）は1〜11月累計で過去最高を更新し、これまでに計16市場が累計で過去最高を記録しています。
11月の押し上げ要因として、2024年冬ダイヤ時点で2019年と同水準まで回復しているなか、紅葉シーズンで引き続き訪⽇需要が高まり、中国・韓国・台湾・米国などで訪⽇外客数が増加したことが挙げられます。
地方路線の増便などの影響で、中国は前年同月比111.5％増、韓国・台湾・香港は、11月として過去最高となりました。
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日本政府観光局（JNTO）：訪日外客数（2024年11月推計値）
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