インバウンド人気の日本食は多様化 アジアでは「うなぎブーム」 (SAVOR JAPAN)

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インバウンド向け飲食店予約・観光サービスSAVOR JAPAN(セイバー・ジャパン)」は、訪日外国人から多くの予約を集め、支持されたレストランをたたえる「SAVOR JAPAN Best Restaurant Award 2024-2025」を発表しました。

うなぎや寿司などの代表的な日本料理のほか、ハラル焼き肉店など多様性の広がりもみられる結果となっています。


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SAVOR JAPAN、訪日客から多く支持された飲食店ランキングを発表

株式会社USENが運営するインバウンド向け飲食店予約・観光サービスSAVOR JAPAN」は1月16日、「SAVOR JAPAN Best Restaurant Award 2024-2025」を発表しました。

同アワードはSAVOR JAPANで行われたオンライン予約成立数を集計したもので、「全体部門」「NEXTトレンド部門」「ジャンル部門」「予約者の国・地域部門」の計4部門34店舗が選出されています。

定番の日本料理のほか、「湯葉」や「ハラル焼肉」もランクイン

全体部門で1位に輝いたのは、京都府焼肉店「松阪牛 WHAT’S 京都室町店」でした。ランキングでは、インバウンドに根強い人気の焼肉をはじめ、しゃぶしゃぶやすき焼き、うなぎ、お寿司など代表的な日本料理がランクインしました。

また今年新設された、次のトレンドを予感させる店舗を選出した「NEXTトレンド部門」では、ベジタリアンヴィーガンに対応した京ゆば料理店や、ハラル認証を受けた食材を使用した焼肉店などが選出されました。

訪日外国人から人気のジャンルは広がりを見せており、ベジタリアンヴィーガンなど、食の多様性に対応した料理へのニーズがうかがえる結果となっています。

予約数は過去最高に、アジアで「うなぎ」の人気が急上昇

SAVOR JAPANで行われた飲食店の予約数は、コロナ前を大きく上回る水準で推移し、2024年3月には過去最高を記録。年間では前年比約2.3倍に増加しました。

国・地域別では香港台湾アメリカが全体を押し上げ、韓国シンガポールも上昇しました。特にアメリカは前年比約5倍と、高い成長率を見せています。

全体としては、3月の花見シーズンや、10~11月の紅葉シーズン、12~1月のクリスマス・年末年始に特に需要が高まる傾向が見られました。

▲国・地域ごとの予約数推移:株式会社USEN プレスリリースより
▲国・地域ごとの予約数推移:株式会社USEN プレスリリースより

また人気ジャンルの傾向をみてみると、「うなぎ」が前年比約3.4倍と人気が急上昇しました。アジア圏でのうなぎブームが追い風となり、タイマレーシアでうなぎが最も人気となりました。

一方、和牛やブランド牛などの焼肉は各国・地域で安定した人気を誇り、和食や寿司などの日本料理も広く支持を集めました。

▲国・地域ごとの人気ジャンル傾向:株式会社USEN プレスリリースより
▲国・地域ごとの人気ジャンル傾向:株式会社USEN プレスリリースより

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<参照>

株式会社USEN:うなぎブームにハラル焼肉店も!インバウンド向け飲食店予約・観光サービス『SAVOR JAPAN』、「Best Restaurant Award 2024-2025」発表

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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