日本百貨店協会は3月25日、2025年2月の全国百貨店売上高概況を発表しました。
2025年2月のインバウンド売上(免税売上)は538億円、購買客数は54万1,000人で、売上・購買客数ともに2月として過去最高を記録しました。
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インバウンド売上は538億円、2月として過去最高
2025年2月の百貨店売上総額は4,254億円で、4か月ぶりに前年比マイナス(1.5%減)に転じました。要因として、昨年が閏年だったことによる営業日数減に加え、降雪や寒波といった天候による入店客数減少があるとみられます。
またインバウンド売上は、538億円(前年比14.5%増)でした。購買客数は54万1,000人(同29.0%増)で、ともに2月として過去最高を記録しました。
円高傾向に加え、春節期間が前倒し(2024年:2月10日~17日、2025年:1月28日~2月4日)となるマイナス要素はあったものの、中国の購買客数と売上が伸長し、全体を押し上げました。
百貨店への来店が多かった国は、中国、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、マレーシアが挙げられ、これまでと同様に東アジアが中心となりました。人気商品については、化粧品やハイエンドブランド、食料品などが引き続き人気を集めました。
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日本百貨店協会:
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