デジタルノマド市場に特化したマーケティングファームの株式会社遊行は、2024年10月に開催した海外デジタルノマド誘致プログラム「Colive Fukuoka(コリブフクオカ)2024」の成果レポートを公開しました。
デジタルノマドとは、IT技術を活用し、場所に縛られず「ノマド(遊牧民)」のように旅をしながら仕事をするリモートワーカーを指す言葉です。
同プログラムには45か国から430名超が参加し、地域経済効果は1.1億円超と推定されています。
福岡市の海外デジタルノマド誘致プログラム「Colive Fukuoka 2024」成果発表

「Colive Fukuoka 2024」は、株式会社遊行が福岡市から「海外デジタルノマドの誘客を目的としたプログラム事業」を受託して企画・運営したもので、2024年10月1日から31日にかけて福岡市内や九州各地で開催されました。
長期滞在ポテンシャルを有する訪日外国人市場として注目が高まるデジタルノマドを福岡市に誘致する目的で、3日間のカンファレンスと1か月にわたるプログラムが行われました。
45か国から430名超が参加、地域経済効果は1.1億円超に
前年2023年に福岡市が開催した、自治体初となる海外デジタルノマド誘致プログラム「Colive Fukuoka 2023」では、計24の国や地域から約50人が参加し、経済効果は約2,200万円となっていました。
第2回として開催された「Colive Fukuoka 2024」では、45か国から436名(うち海外参加者は226名)が平均19日間滞在し、福岡市滞在の地域経済効果は推定1.1億円を記録しています。
さらに、1日あたりの平均消費額は2万364円、日本全体の平均滞在日数は36日間にわたり、福岡市以外のインバウンド消費にも貢献する結果となりました。

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<参照>
株式会社 遊行:45カ国から430名超が平均19日滞在、1.1億円超の地域経済効果──「Colive Fukuoka 2024」成果レポート
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