国際航空運送協会(IATA)は3月31日、2026年2月の世界の旅客需要に関するデータを発表しました。
2月の航空総需要(RPK)は前年同月比で6.1%増加し、総供給量は同5.6%増加しました。搭乗率は同0.3ポイント増の81.4%となり、2月としての過去最高を記録しています。
*RPK(Revenue Passenger Kilometers)…有償旅客キロ(有償旅客数×輸送距離)
*ASK(Available Seat Kilometers)...有効座席キロ(総座席数×飛行距離)
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【国際線】中南米・アジア地域が市場を牽引
2月の国際旅客需要は、市場全体で前年同月比5.9%増加し、1月の成長率(同5.9%増)を維持しました。
特に中南米が同13.5%増と大きく伸びました。アジア太平洋地域は、旧正月によって、同8.6%増となりました。特にアジアと欧州間の路線が好調で、なかでもアジア〜スペイン・イタリア間が伸長しました。
そのほかの市場は、欧州と北米が同5.0%増、アフリカが同4.8%増、中東が0.9%増となっています。

【国内線】ブラジルと中国が二桁成長
2月の国内線需要は、市場全体で前年同月比6.3%増を記録し、1月の成長率(同0.1%増)から伸長しました。
市場別ではブラジル(同12.6%増)と春節があった中国(同12.5%増)で大きく伸び、市場全体の堅調な成長を後押ししました。
そのほかの市場は、アメリカが同1.5%増、日本が同0.8%増、インドが同0.6%増と前年からほぼ横ばいで推移したほか、オーストラリアは同1.1%減となりました。

燃料費・航空運賃の上昇を指摘
2月の動向を踏まえ、IATAの事務局長ウィリー・ウォルシュ氏は、航空需要増加の基盤は揃っており、2026年は好調な1年になるという見通しを改めて示しました。
一方で、中東情勢が不透明であることにも言及しました。航空業界への影響を完全には定量化できないとしたものの、燃料費の急騰や、供給能力の逼迫などによる、航空運賃の上昇について指摘しました。
供給能力の配分も調整されており、特に中東発着便や経由便、燃料供給が問題となっている地域では、配分調整が顕著に見られるとのことです。ウォルシュ氏は、3月の供給能力の伸びについて、5%超えの予測から3.3%に下方修正したとコメントしました。
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