これだけは知っておくべき訪日アメリカ人 3つのポイント

    • ハイシーズンは6月、8〜9月と1〜2月は大幅に減少
    • 訪日アメリカ人の約9割は個別手配で訪日、団体ツアーは少ない
    • 宿泊と飲食にお金をかけるアメリカ人

アメリカに関連するインバウンド年表

1854年日本とアメリカ合衆国の国交が樹立
1952年JNTOニューヨーク事務所が設立
1970年JNTOロサンゼルス事務所が設立
2019年訪日アメリカ人数が史上最多となる172万人を達成

アメリカ基本データ

人口約3億2,669万人
面積約963万平方キロメートル
首都ワシントンD.C.
宗教キリスト教など
公用語英語
時差UTC-5~UTC-10(-14時間~-19時間)
通貨米ドル
名目GDP約20兆5,802億米ドル
経済成長率約2.1%
一人当たりGDP約62,918米ドル
平均月収3,635.07米ドル
物価5.67米ドル

アメリカ市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2019年):訪日アメリカ人は何人来ているのか

ここ6年間、訪日アメリカ人観光客数は伸び続けており、2014年においては891,668人だった訪日アメリカ人観光客数は、2019年には約1.9倍となる1,723,861人を記録しています。

月別訪日外客数:訪日アメリカ人に人気なのは何月?

ここ5年間、訪日アメリカ人が最も増加するのは3月と6月です。最も減少するのは2月で、10月にもある程度の上昇が見られるため、夏季と秋季が人気だと分かります。アメリカでは6月中旬から各学校が夏季休暇に入るため、この期間を利用して家族旅行で来日する需要が存在します。

インバウンド消費額推移(2014年~2019年):アメリカ市場全体の規模は?

ここ5年間、訪日アメリカ人のインバウンド消費額は伸び続けており、2014年においては1,475億円だった訪日アメリカ人のインバウンド消費額は、2019年には約2.2倍となる3,265億円を記録しています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2014年~2019年):訪日アメリカ人は1人いくら使う?

訪日アメリカ人の一人当たりインバウンド消費額は2015年から2016年にかけて若干の減少を見せたものの全体としては増加しており、2019年には189,411円を記録しています。

旅行支出内訳:訪日アメリカ人には何を買い、消費している?

訪日アメリカ人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、83,125円でした。2番目に大きな割合を占めたのは飲食費で、48,279円でした。宿泊への支出が全体の約4割を占めており、長期間滞在する観光客が多いことが分かります。

人気のお土産ものランキング:訪日アメリカ人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位化粧品・香水81.9%52,142円
2位菓子類76.6%9,639円
3位医薬品50.8%21,760円
4位衣類38.5%28,512円
5位その他食料品・飲料・たばこ37.1%10,440円
6位靴・かばん・革製品25%49,810円
7位健康グッズ・トイレタリー22.2%20,203円
8位電気製品(デジタルカメラ/PC/家電等)14.7%33,110円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日アメリカ人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均6,518円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「その他食料品・飲料・たばこ」「衣類」「酒類」「民芸品・伝統工芸品」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日アメリカ人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位コンビニエンスストア62.8%
2位百貨店・デパート42.2%
3位観光地の土産店41.2%

訪日アメリカ人に最も人気の買い物場所は「コンビニエンスストア」で、62.8%が買い物をしました。続けて「百貨店・デパート(42.2%)」と「観光地の土産店(41.2%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日アメリカ人で最も多い属性は?

訪日アメリカ人の66.7%が男性、33.3%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の18.1%を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の10.8%を占めます。

滞在日数:訪日アメリカ人は何日間訪日旅行する?

訪日アメリカ人の滞在日数は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも7〜90日間が最多です。

訪日経験:訪日アメリカ人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2019年の訪日アメリカ人は、初来日が51.92%、リピーターが48.08%でした。

旅行形態:訪日アメリカ人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日アメリカ人の旅行形態は、観光・レジャー目的の場合と業務目的の場合、どちらも個別手配が最多です。観光・レジャー目的では団体ツアーも6.8%を占めており、観光・レジャー目的で訪日するアメリカ人の一部には団体ツアーを使う人も見られます。しかし、業務目的では個別手配が97.3%と団体ツアーはほとんど使われていないようです。

日本の観光情報の収集:訪日アメリカ人の訪日旅行の情報手段は?

訪日アメリカ人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「日本在住の親族・知人(28.9%)」でした。合わせて「口コミサイト(27.9%)」「動画サイト(27.7%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(59.1%)」でした。合わせて「無料Wi-Fi(50.8%)」「飲食店(41.3%)」と続いています。

アメリカ市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

アメリカ人の海外旅行者数の推移(2012年〜2018年):アメリカ人の海外旅行需要は?

ここ7年間、アメリカ人の海外旅行者数は伸び続けており、2012年には6,070万人だった海外旅行者数は、2018年には約1.5倍となる9,304万人を記録しています。

アメリカで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位メキシコ30,826,053人(2017年)
2位カナダ14,280,387人(2017年)
3位フランス4,413,491人(2017年)
4位イギリス3,910,148人(2017年)
5位イタリア3,361,169人(2017年)

アメリカ人に人気の海外旅行先は、メキシコ、カナダ、フランス、イギリス、イタリアとなっています。メキシコとカナダはアメリカ合衆国に隣接しており、陸路でも入国できることが人気の理由となっているようです。なお、日本は第15位でした。