若い女性が多くショッピング・買い物に期待して訪日する人の割合が7割の訪日タイ人観光客は日本のどこを訪れ、どのようなお店で買い物しているのでしょうか。こちらの記事では。訪日タイ人観光客の買い物の動向について解説します。東京への訪問率が高く、買い物に百貨店・デパートを利用する人が多くなっているようです。
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若い女性の割合が高い訪日タイ人観光客
6割が女性の訪日タイ人観光客は若い人の比率が高く、40歳代以下の女性だけで5割を占め、男性も40歳代以下だけで3割となっています。滞在日数は6日間以内の人が61%、4~13日間以内が33%と短めです。
買い物目的が多い訪日タイ人観光客
買い物に期待している訪日タイ人観光客は75%です。また46%の訪日タイ人観光客が繁華街の街歩きを楽しみにしています。日本旅行で一番期待するのが買い物という人も20%と高くなっています。中国・香港からの訪日外国人観光客と同水準です。
訪日タイ人観光客のゴールデンルートの訪問先
訪日タイ人観光客は日本のどこを訪れているのでしょうか。60%の訪日タイ人観光客が東京を訪れています。近隣の千葉は15%、神奈川は12%となっています。関西では大阪に27%、京都に17%の訪日タイ人観光客が訪れています。
訪日タイ人観光客の地方での訪問先
訪日タイ人観光客は日本の地方ではどこを訪れているのでしょうか。北海道の人気が高く訪日タイ人観光客の18%が訪れています。山梨は13%、愛知は9%、静岡は8%です。九州も人気が高く福岡は7%、大分は5%、長崎および熊本は2%となっています
百貨店利用者多い訪日タイ人観光客
訪日タイ人観光客はどこで買い物をしているのでしょうか。若い女性が多いのでファッションに敏感で、百貨店・デパートを76%が、そしてファション専門店を27%、アウトレットモールを25%が利用しています。スーパーは69%が、コンビニは53%が利用しています。
訪日タイ人観光客が買い物で利用するその他の施設
訪日タイ人観光客はその他にはどこで買い物をしているのでしょうか。家電量販店は15%、そして観光地のおみやげ店は38%、宿泊施設では12%の人が買い物しています。日本の情報に詳しいので100円ショップの利用者も43%と高くなっています。
まとめ:どこでも納得のいく買い物ができる日本に訪日タイ人観光客も満足
日本国内は都市圏はもちろん地方でもどこでも買い物施設が充実し品揃えが豊富です。そのため買い物の意欲が高い訪日タイ人観光客はさまざまな施設を利用して買い物を楽しんでいます。短期滞在者が多く、買い物目的が多い訪日タイ人観光客にとって思い立った時にどこでも買い物できる日本は魅力的な観光地です。
<参照>
訪日タイ人観光客インバウンドデータ集
データでわかる訪日タイ人観光客
タイ人は1人あたりGDPが6,000ドル弱で(世界94位)程度で、インバウンドが盛んな国の中ではそこまで経済力があるほうとは言えません。しかしながら、訪日タイ人は、そのあまり高くはない経済力に対してかなり高額の支出をしています。「豊かさ」を表すGDPを例にとって見てみましょう。
訪日タイ人の特徴・国民性・旅行スタイル
2013年のビザ発給要件緩和以降、円安効果とバーツ高効果もあり、近年急激にインバウンド消費において存在感を放つ訪日タイ人観光客。中国や台湾をはじめとした訪日ブームが加速している東南アジアの中でも、成長率が最も著しい国の一つです。タイは熱帯に位置しているため、年間を通じて気温が30℃ぐらいが平均です。
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