皆様こんにちは!株式会社ビヨンド代表の道越(みちごえ)です。
前回のコラムでは「ターゲットを明確にして、訪日前からピンポイントでターゲットにちゃんと情報が届くように発信して行きましょうという」お話をさせていただきました。そこで今回は、実際に発信していく際に、どうターゲティングして発信していくのか 、またターゲティング精度が今世界で最も高いと言われている、Facebookのターゲティングの精度や項目 についてご紹介していきたいと思います。
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ターゲティングを決めたら、ピンポイントでターゲットに刺さるコンテンツを発信しよう!ターゲティングの精度が世界一のFacebookのターゲティングのレベルは今ここまで上がっている!
さて、冒頭でもお話ししたように、ターゲットが明確に決まったら、そのターゲットに刺さるコンテンツを考え、ピンポイントでターゲットにコンテンツを届ける事が、目標達成までの近道になります。そこで、私達も色々とこの数年試してみて、一番効果的なのがFacebookだという結論に至りました。
何故かというと、
-
世界中NO,1の圧倒的なユーザー数
- 欧米や東アジアはもちろん(中国大陸をのぞく)、今訪日客数が伸びている東南アジアでもFacebookの利用率は非常に高いです。日本にいながら、世界中の人にリアルタイムでリーチ出来るってすごいですよね。
-
ターゲティングの精度の高さと項目の多さ
- とにかくFacebookはここが一番すごいのです。ターゲティングの項目の多さはもちろんの事、その ターゲティング精度も92%と世界レベルで見ても圧倒的に高い です。(他のターゲティング広告は平均25~30%くらいの精度と言われています。)
Facebookの特徴として、基本的にユーザーは実名登録を行っており、世界でもアクティブに活動しているユーザーが多い ことがあります。またFacebook社が、世界中のWEB上やFacebook上でのユーザーの行動データを全て収集し、ビッグデータとして蓄積しています。そこにAIの仕組みなども入り、どんどんデータが精査・最適化されていくため、とても精度の高いターゲティングが可能 となっているのです。
商材や自分達のコンテンツに合わせて、刺さるクリエイティブ、刺さるターゲットを色々と検証していくことで、必ずばっちり刺さるターゲティングパターンが見つかります。 世界最大のSNSで、ザッカーバーグさんが巨額な予算を注ぎ込んでいるだけあります。ターゲティングの項目と精度は、他の広告やSNSと比較してもずば抜けています。是非、インバウンドプロモーションでも活用していただきたいと思います。
Facebook広告のターゲティングってどこまでできるのか?またインバウンドにはどう活かせばいい?
Facebook広告では、
- ユーザー情報
- 興味・関心
- ページとの繋がり
- 端末情報
などを利用したターゲティング配信が可能です。また、ユーザーが登録している情報だけでなく、下図のようにユーザーの詳細な興味を基にFacebook上でのユーザーの動きを解析し、非常に細かなターゲティングを行うことができます。
Facebook上でのユーザーの動きを解析し、非常に細かなターゲティングを行うことができます。どう活かしていけばいいか見て行きましょう。
<地域>
ターゲットの住んでいる国やエリアを指定できます。市町村単位はもちろん、指定した場所から半径○kmという設定もでき、「今その地域にいる人」「その地域に住んでいる人」「その地域にいた人」など、より細かい設定も行う事ができます。この機能を使えば、訪日前の狙った国や都市の人にピンポイントでリーチする事ができますよね。
また訪日中のユーザーにもこのエリアターゲティングを使ってアプローチが可能です。例えば、「成田空港にいる外国人旅行客」「自分の店舗の半径10キロ以内にいる外国人旅行客」などに配信も可能 です。また旅行客が多く集まるエリア 「今浅草にいる外国人旅行客」に『近くにこんなお店がありますよ!よかったら来てくださいね!』というメッセージと共に、Facebook限定のクーポンを発行してあげると集客に効果的です。
<年齢・性別>
年齢は、13歳~65歳まで、1歳単位で設定することができます。また性別も「男性・女性・両方(すべて)」で設定が可能です。女性限定のように、性別が限られているものを除いて、最初は男性と女性両方に配信するようにしましょう。
また、もし年齢ターゲットが決まっていない場合は、お金を払ってくれる大人を対象として、23~60歳くらいで対象を広めにとり、どの年齢・性別に効果が良いかを見てみることをお勧めします。
<詳細ターゲット~興味・関心~>
「興味・関心」では、エンタメやスポーツ、ビジネスやテクノロジー、ファッションなど、さまざまなジャンルに対して、その人が興味のありそうな事、いつもどんなコンテンツをチェックしているのかを元に、ターゲティングをすることができます。ここもかなり項目がたくさんあり、細かく設定が可能なので、自分達の商材やコンテンツに合わせて、色々と検証してみることをお勧めします。
<詳細ターゲット~行動~>
「行動」では、ユーザーが使っているデバイスや旅行予定、アプリの利用状況などで、ターゲティングを行う事ができます。ここはインバウンド誘致のプロモーションでは、是非活用していただきたい項目です。私がよく使うターゲット項目は下記のようなものがあります。(一部抜粋)
- デジタルアクティビティ
- Facebookページの管理者
- イベントの作成者
- 中小企業のオーナー
- 旅行
- 2週間以内に旅行アプリを使用
- よく旅行する人
- 頻繁に海外旅行をする人
- よく海外出張に行く人
などです。上記はほんの一部ですが、旅行に前向きな方に日本の自分達のコンテンツをピンポイントで発信すると、とても反応が早い ケースが多いです。是非活用してみてください。
他にも、下記のようなジャンルでターゲティングが可能です。
- 交際
- 学歴
- 職歴
- 民族
- 世代
- 子供がいる人(子供の年齢)
- 政治
- ライフイベント
基本項目は上記の通りですが、他にも下記のような項目でもターゲティングが可能です。
- 特定のアプリをダウンロードしている人
- キーワード単位でのターゲティング
- 特定のFacebookページをいいねしている人
- 自社の顧客のみに配信
- 自社の顧客に似た属性の人に配信
など、色々と手法があります。また上記の項目は日々アップデートされ追加されています。私達も追いつくのに必死です。ですが、上記の項目を掛け合わせて行くことで、細かくピンポイントで自分達のコンテンツに合ったユーザーへ情報を届ける事ができるのです。
これらのターゲティングを駆使したプロモーションで効果的な手法としては
- 最初から細かく絞りすぎずに、まずは広く設定して見てどのターゲットに反応がいいのかを見て、そこから細かく設定して行く
- 色々なターゲティングを設定して見て、どこが一番効果がいいのかを検証して行く
などがあります。是非、訪日前から自分達のサービスやコンテンツをまずはターゲットに知ってもらう、興味を持ってもらう、そして来てもらうという流れが作れるよう、積極的に発信して行きましょう!
まとめ
冒頭でも書いたように、上記のターゲティング機能を使うことで、日本にいながら世界中の人に自分達の情報を届ける事が可能です。今までなかなか接点がなかった、欧米の富裕層のみに、自分達のコンテンツをピンポイントで届けるという事だってできてしまいます。
あとは、どのようなコンテンツをターゲットに届けて行くのかも非常に重要です。効果がなかったからとすぐに諦めずに、刺さるターゲットと、ターゲットに刺さる素晴らしいコンテンツを検証し、改善しながらしっかりと自分達の勝てるコンテンツを見つけて行きましょう!次回はその発信して行くコンテンツについてもご紹介したいと思います。
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