夜の観光施策「ナイトタイムエコノミー」 タイも外国人客向けに人気観光地を夜間公開へ:年間3,000万人以上が訪れるアジア屈指の観光立国・タイのインバウンド対策から学べること④

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以前の訪日ラボの記事でもご紹介した通り、2016年にタイを訪れた外国人観光客数は、約3,259万人 でした。タイを訪れる外国人観光客は、ここ数年、右肩上がりで増え続けており、10年後の2027年には 推定6,760万人 の外国人観光客がタイを訪れるようになるようです。

2020年に2,400万人のインバウンド誘致を目指す日本にとって、地理的に近いタイはお手本とすべき観光立国であり、タイがどのように多くの外国人観光客を誘致・集客し続けているのかを学ぶことは、日本のインバウンド市場にとって大事なことです。

このシリーズでは、タイが具体的にどのように外国人観光客を誘致しているのかについて解説していきます。 今回は第四回目。

インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?


タイ・アユタヤで夜間に観光スポットがライトアップ:夜のインバウンド需要を取り込む動きが加速

タイを訪れる外国人観光客に人気の観光都市であるアユタヤで、夜のインバウンド需要を取り込むため、観光スポットが夜間にライトアップされます。

タイの文化省のVira Rojpojchanarat氏は、アユタヤで夜間に 観光スポットをライトアップするすることで、外国人観光客に夜の観光を楽しんでもらおうとしています。

今回の取り組みでは、一般人が重要な役割を果たすとしており、住民と協業して夜のインバウンド需要を取り込もうとしています。

2017年、タイのアユタヤでは3億3,700万タイバーツをかけて、インバウンド向けの受け入れ体制を強化しています。具体的には、有名なお寺の改築工事などが予定されています。

このように、夜のインバウンド需要も巧みに取り組んでいるタイのインバウンド市場。日本でも近年、同様の取り組みが行われています。

日本のインバウンド市場でも同様の動きが!夜間のインバウンド市場は今熱い?

迎賓館が初の夜間公開!2017年も引き続き訪日客向けに公開される予定

政府は2016年12月24日から25日にかけて、東京・元赤坂の迎賓館を初の夜間公開 しました。本館もライトアップされ、通常非公開の正面玄関ホールを見学することができます。

クリスマスの期間のライトアップ夜間公開は、試験的なものであり、訪日外国人観光客人気も見込んで今年も継続して夜間公開していく方向で調整 しているとのことです。

訪日外国人は夜ヒマ?夜間のインバウンド需要を取り込め!迎賓館、桂離宮などが夜間公開へ

インバウンド需要を取り込むにあたって、「時間軸」を取り入れる動きが出てき始めています。通常の日本人相手のマーケティングと同様に、ターゲットがいつ・どのような動きをするのか、ということを考えるのはインバウンドにおいても重要味を帯びてきています。インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?調査・リサーチについてより詳しい資料のダウンロードはこちらインバウンドデータについてより詳しい資料のダウンロードはこちら目次訪日外国人観光客は夜ヒマ?各社・団体、夜...

日本橋 明治座は昨年から夜間公演「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」を開始

東京・日本橋の劇場 明治座は、昨年9月から 新しいナイトプログラム「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」を開始 しました。これは、日本の伝統芸能とポップカルチャー、そして最新のテクノロジーを融合させた新しいカタチのエンターテイメントです。

開演は夜20時30分からと比較的遅い時間です。しかし、東京では訪日外国人観光客が夜間に楽しめるアクティビティーが少なかったため、訪日外国人観光客に好評のプログラムとなっています。

ポップカルチャー×伝統芸能×IT 老舗劇場「明治座」がインバウンド需要を狙ったナイトプログラム

1873年に創建され火災などによる再建を繰り返しながらも、140年以上にわたって興行が続けられている老舗劇場「明治座」(東京都日本橋)。歌舞伎や演歌歌手による公演など、中高年層をターゲットとした舞台が多い一方で、平成28年(2016年)9月から訪日外国人観光客などを対象としたナイトプログラム「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」が組まれています。アニメーション、ゲームなどのポップカルチャーを組み合わせたり、二足歩行ロボット型の電話機「ロボホン」を取り入れたりと変わったパフォ...

桂離宮も夜間公開検討へ:京都ではインバウンド向けに夜間特別拝観が定番化

また、政府は日本庭園 京都・西京区の桂離宮の夜間公開も検討しています。日本文化や情緒を感じることができる観光スポットとして訪日外国人観光客からの人気も高く、夜間公開によってさらなる集客を狙う 考えとのことです。

訪日外国人観光客に人気の観光地である京都の観光スポットでは、夜間特別拝観&ライトアップが定番化しています。

中でももっとも有名なのは清水寺の発・秋のライトアップです。清水寺は桜と紅葉の名所であり、この時期のライトアップは、訪日外国人観光客にも好評です。

まとめ:タイでも同様に熱い「夜のインバウンド市場」

タイの有名観光地アユタヤでは、外国人観光客向けに夜間に観光スポットのライトアップを行います。

夜のインバウンド需要を取り込むために各国のインバウンド市場では、観光スポットの夜間開放などを進めており、これからこうした動きは加速していくのではないかと考えられます。

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<参照>

【2023年インバウンド最新動向を予測】国・地域別デジタルマーケティング戦略


2022年10月からついに入国者数の上限撤廃、短期滞在者のビザ免除等が実施され、訪日観光が本格的に再開されました。

未だ"完全回復"には至っていないものの、観光地によってはすでに多くの訪日外国人観光客が訪れているところもあり、「インバウンド対策」への関心が急速に高まっています。

では、今やるべきインバウンド対策とはなんでしょうか。そしてそれを国・地域別に見ると、どういった違いがあるのでしょうか。

インバウンド対策を何から始めたら良いか悩んでいる方や、インバウンドの最新動向を知りたい方向けに

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!