旅行先での滞在を快適なものにするために海外旅行客はスマートフォン上でアプリケーションを利用します。近年では、政府が公式の観光アプリをリリースして旅行客に役立つ情報を配信したり、アプリと連動して旅ナカの外国人観光客にオンライン広告を出したりと インバウンド業界ではアプリを利用した外国人観光客の集客・送客が主流になっています。 アジア・オセアニア出身の海外旅行客は旅ナカでどのようなアプリを利用しているのでしょうか。Amadeus社の資料をもとに解説していきます。
Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?
口コミサイトで、もっと集客できるようにするサービス「口コミコム
」でGoogleマップからの来店を約2倍に
詳しく見る >
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
アジア・オセアニアの観光客は旅行中にどのようなアプリを利用しているのだろうか
スペイン・マドリードに本社を置くIT企業Amadeusでは「Amadeus Journey of Me Insights」を作成しています。これは、Amadeus社がイギリス・ロンドンのリサーチ会社YouGovと共同で 2017年5月に実施 した調査をもとに作成された アジア太平洋地域の海外旅行者に関する調査レポート です。アジア・オセアニア14か国(オーストラリア・中国・香港・インド・インドネシア・日本・韓国・マレーシア・ニュージーランド・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・ベトナム)出身かつ過去1年間に飛行機で旅行した人6,870人が調査対象となりました。
旅ナカ×アプリで知っておくべきこと その①:日本人以外は海外旅行中のアプリの利用率は比較的高い傾向に
上記のグラフは、Amadeusの資料からアジア・オセアニアの海外旅行客の間で 旅ナカにアプリを利用していない 人のパーセンテージを表したものです。もっとも旅ナカにおいてアプリの使用率が低い国は日本という結果になっています。日本人のうち73%は海外旅行時にアプリを利用せずに行動しています。53%を記録した香港を除き、訪日主要国に数えられる国々出身の外国人観光客は、半数以上が旅ナカにアプリを利用 しています。
特にタイとマレーシアにおいては、アプリの利用率が80%以上 となっています。以前の記事でもご紹介したように、人口の30%がミレニアル世代である東南アジア圏 では SNSとスマートフォンの利用率が特に高い 市場として知られています。こうした背景が旅ナカのアプリ利用率の高さにも反映されているということが言えるでしょう。
人口の30%がミレニアル世代の東南アジア市場 集客するならどんな方法が効果的?ポイントは「モバイルオンリー」と「SNS利用率の高さ」
近年、日本のインバウンド市場のターゲットは多様化 しています。以前であれば「爆買い」で名高い訪日中国人観光客が最大のターゲットでしたが、近年ではよりディープな日本文化の体験を求める欧米圏の訪日外国人観光客も注目度の高いターゲット層になっています。特に訪日客数の伸びが著しい東南アジア圏の訪日外国人観光客は、2018年以降注視していくべきターゲット なのかもしれません。インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?「調査・リサーチ」の資料を無料でダウン...
旅ナカ×アプリで知っておくべきこと その②:アプリ別にみてみると地図アプリやチャットサービス、旅行アプリの利用率が高い結果に
上記のグラフは、Amadeusの資料をもとにアジア・オセアニアの海外旅行客の間で旅ナカに利用された頻度の高いアプリを国ごとにランキング化したものです。道案内アプリである「Google Maps」が調査対象となった14か国中6か国でトップにランクインしていることから、道案内アプリに対する需要は特に大きい ものであることが把握できます。また、WhatsAppやLINE、WeChatなど チャット系アプリも旅ナカによく使われている ようです。
SNSに関してはFacebookが数か国でランクインしているのみであり、Instagramなど近年急速にユーザ数を増やしているSNSはランク外となっています。一方、世界知名度の高い TripAdvisor や中国最大級の旅行アプリ Ctrip など、観光に特化したアプリは旅マエのみならず旅ナカにも頻繁に利用されているようです。
まとめ:外国人観光客の旅ナカのアプリ利用動向は把握しておいて損なし
今回はAmadeusの資料を基に、アジア・オセアニア出身の観光客の旅ナカでのアプリ利用動向に関してご紹介してきました。日本人の間では、海外旅行時にアプリの利用率は低い結果になりましたが、訪日主要国と呼ばれる国の間では、旅ナカでのアプリ利用率は比較的高い模様です。 特にタイやマレーシアなど東南アジア圏では若者の人口が多いことからSNSやモバイルユーザーの割合が高く、その結果として旅ナカのアプリ利用率は、他の地域と比較しても高い結果になっています。
アプリ別にみてみると地図アプリやチャットサービス、旅行アプリが特に人気 となっており、Instagramなどの人気SNSは以外にもトップ3にはランクインしない結果になりました。訪日外国人観光客をオンライン上から集客する上で、各国の外国人観光客が旅ナカでどのようにアプリを利用しているのかについて把握しておくことは重要なことです。
<参照>
【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜
外食店舗、支援サービス、業界のトップ企業が集結!
さらに、有名飲食店や外食産業を牽引する企業による特別基調講演も開催。
成功企業のリアルな戦略や、これからの外食業界を生き抜くヒントがここに詰まっています!
最新のトレンドを知り、トップ企業の成功ノウハウを学びたい方、
業界の最前線で活躍する企業とつながり、新たなビジネスチャンスを掴みたい方にぴったりのイベントです。
今こそ、業界の未来を共に創る一歩を踏み出しませんか?
<本セミナーのポイント>
- 外食業界を支える最新サービス&ソリューションの紹介
- 外食業界の最新トレンド&成功ノウハウが手に入る
- 有名飲食店&業界を牽引する企業の基調講演
詳しくはこちらをご覧ください。
→【Next Food Vision 2025】食の最新トレンドを発信〜大型オンラインイベント〜
【インバウンド情報まとめ 2025年3月後編】2月の訪日外客数300万人超え / 海外で売れる日本のアニメ商品ランキング ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に3月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→2月の訪日外客数300万人超え / 海外で売れる日本のアニメ商品ランキングほか:インバウンド情報まとめ【2025年3月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!