観光庁の「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」によると、2016年の訪日外国人観光客のうち過半数にあたる 53.8%が「無料Wi-Fi」を通じてインターネットに接続 していました。SIMカードや国際ローミングも訪日外国人観光客の通信接続手段として注目され始めていますが、やはり 無料Wi-Fiの利用率はもっとも大きな比率を占めている ことがわかります。
こうした状況の中、国内の飲食店や観光施設などは無料Wi-FIスポットを増設していますが、海外では無料Wi-Fiに関連した面白い取り組みが行われているようです。
訪日外国人観光客が使用出来る国内のWiFiサービス、フリーWiFiサービスの現状
アメリカなどではほとんどの商業施設が独自にフリーWiFiを提供しています。海外と比較して町中のフリーWiFiが少ないと思われている日本ですが、実際のところどうなのでしょうか?訪日外国人観光客が来日時に使用出来るWiFiサービス、フリーWiFiについて見ていきましょう。インバウンド受け入れ環境整備についてより詳しい資料のダウンロードはこちら「翻訳・多言語化」に関する詳しい資料のダウンロードはこちら「多言語サイト制作」に関する詳しい資料のダウンロードはこちらバーコードやQRコードを活用した多言...
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【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
ウガンダのレストランの取り組みが面白い!パスワードはビール瓶の蓋の裏側に:Wi-Fi接続時間は30分に制限

Twitter:ウガンダのレストランのフリーWi-Fiシステムに関する投稿(https://twitter.com/ryman_traveler/status/948595699578437632)
リーマントラベラー東松(@ryman_traveler)さんのツイートによると、ウガンダのあるレストランでは現地のビール会社と連携して無料Wi-Fiを提供しています。瓶ビールの蓋の裏にレストランの無料Wi-Fiに接続できるパスワードが記載してあり、お客さんは瓶ビールを購入することで30分間、Wi-Fiを利用することができます。もう一度接続したい場合は、再び瓶ビールを購入する必要があります。
ウガンダのレストランで行われているこの取り組みは、レストランを利用する人にインターネットの接続手段を提供するだけではなく、より多くの注文をしてもらえるうまい仕組み と言えるかもしれません。
ネット接続手段のみならず販促も実現!インバウンド対策としても参考になるかも
日本国内では、無料Wi-Fiを観光客やお客さん向けに整備するケースは多く見受けられますが、今回のツイートでご紹介したように販売促進も兼ねたWi-Fi整備は稀です。Wi-Fiという多くの訪日外国人観光客が必要とするものをうまく活用して、なおかつ販売促進も実現できる この取り組みは、インバウンド誘致・集客を検討している飲食店などにとって参考になるものかもしれません。
無料で飲食店メニューを多言語化/英語・中国語・韓国語…アレルギー表記への対応も
飲食店にとってインバウンド対策としてメニューの多言語対応は現在は必須とも言えるものですが、自分で辞書や翻訳サイトを参考にしながら翻訳していくのも大変です。有料のメニュー作成サービスを展開する企業も多数存在しますが、実は、飲食店のインバウンド対応をサポートするため、各都道府県や地方自治体ではウェブ上で簡単に無料で多言語対応メニューを作成できるようにしています。多くのサイトで、英語だけでなく、中国語、韓国語といった主要なインバウンド市場の言語でメニューの作成ができるようになっています。今回は、...
【飲食店】来店前にメニューを見せて効率的なインバウンド集客を実現!Googleマイビジネス、飲食店のメニュー登録の対応開始
登録すると飲食店やホテルなどの、営業時間や電話番号、ルートの情報をGoogle検索やGoogleマップに掲載できるようになる「Google マイビジネス」。Googleはこのほど、このGoogleマイビジネスにて、飲食店のメニューページへのリンクをダッシュボードから登録できるようにアップデートしました。Googleマップによる集客、うまく活用できていますか?口コミサイトで、もっと集客できるようにするサービス「口コミコム」でGoogleマップからの来店を約2倍に詳しく見る > 目次Googl...
まとめ:ただ設置するだけではなく無料Wi-Fiは使い用によっては一石二鳥?
訪日外国人観光客にとって主要なネット接続手段となっている無料Wi-Fi。海外では一度の使用時間に制限を設けてより多く注文してもらえるように無料Wi-Fiを活用している飲食店も存在 しています。ただ単に無料Wi-Fiを設置するのみではなく、今回ご紹介した取り組みのように一工夫加えることで、インバウンドビジネスを通じてより多くの収益を挙げることができるでしょう。
訪日外国人観光客の人気「日本食」は「ラーメン」「肉料理」、なぜ満足度が高いのか?
訪日外国人観光客の約7割が「日本食」を楽しみに、日本に旅行で来日します。日本を代表する日本食といえば「寿司」を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし観光庁「訪日外国人消費動向調査」によると、意外にも「肉料理」と「ラーメン」の人気が高いことがわかりました。この記事では、訪日外国人観光客に人気の日本食と、なぜ人気となったのかをご紹介します。インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?訪日ラボがまとめた「インバウンドデータレポート」を詳しく見てみる「調査...
【飲食店向け】今や対応必須の訪日ムスリム観光客対策:彼らイスラム教徒に”ハラール”食を提供するときに知っておきたい調味料の使い方のポイント
近年ますます増える訪日ムスリム観光客。彼らムスリム向けのインバウンド対策は、今や無視できないほどになりつつあります。訪日ムスリム観光客向けインバウンド対策として重要となるのが「食」です。実際に料理を提供する上で知っておきたいのが、ムスリムの方にとって宗教上禁忌とならない、いわゆるハラール料理と呼ばれる料理を作るには、どのような調味料を使用すれば良いのかといった知識です。食材ごとに詳しくご紹介しましょう。飲食店向けオススメインバウンド対策とは?着実な集客を可能にする「飲食店予約サイト」の資料...
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<参照>
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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