中華圏向けマーケティング 2018年はトライアンドエラーから一歩先へ!

中華圏向けマーケティング 2018年はトライアンドエラーから一歩先へ!

初めまして、Cross C(クロスシー)編集部です。

当社では中国人の習慣や常識に精通したメンバーにより、中華圏向けの主にオンラインでのマーケティング施策を日本企業や自治体へ提供しています。2017年も中華圏からの旅行客数含め、インバウンド市場が非常に盛り上がった1年となりました。

そして訪日旅客数で圧倒的な伸びを見せたのが中国人観光客です。日本政府が掲げる「2020年までの訪日外客数4,000万人達成」の目標のもと、昨年は中国からの訪日外客数は同月としての過去最高を記録しつづけ、8月には単月として過去最高となる819,855人を記録しました。

参考:https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/2017_august_zantei.pdf

当社では上述のように日本のインバウンド市場で圧倒的な存在感を誇る中国人観光客をメインターゲットに、日本の観光情報、商品、サービスについて情報発信し、彼らへ「最高の観光体験」を提供する ことを目指しています。

昨年はインバウンド市場が盛り上がる中「どうやってインバウンド旅行客に良質なサービスを知ってもらうか」苦心した企業や自治体も少なくなかったと思います。そして苦心されながらも成功を手にする事例が出てくる中で「今年はぜひ手を付けたい」と志を新たにした担当者もいらっしゃるのではないでしょうか。

今年はそんな皆様に向けて、当社での事例紹介を「なぜ成功したのか」を理解できるような形で紹介していけたらと思っております。第1目の今回は 中華圏、特に中国向けマーケティングについての基本情報 をおさらいしていきます

■国が変わればツールも変わる

昨年2017年はインバウンド市場の盛り上がりに伴い、中国人の習慣に対する注目もかつてないほどに高まったように感じます。

インバウンド市場での情報発信では届けたい相手(中国人)の情報収集における習慣、手段を理解すること、そしてそれらを踏まえたアプローチを仕掛けることが必要です。

中国でのオンラインでの「情報収集における習慣」「情報収集のための手段」については、すでに研究を進められた方ならご存知の通り、インターネット利用はモバイルが主流 という点を踏まえる必要があります。よって中国人の情報収集については基本的には「どんなアプリが使われているのか」を見定めていくことになります。

主要インターネットサービス

中国の主要なインターネットサービスには検索エンジン「Baidu」や旅行関連の「Ctrip」、レストランなどの口コミサイト「大衆点評」、チャットツールの「WeChat」、SNSの「Weibo」Eコマースの「アリババ」「JD.com(京東商城)」といったサービスが存在します。

口コミ好き・効率重視の中国人にマッチ!「ライブ中継」

「信頼できる人物」「自分と価値観の合う人物」を消費者自らの目で見極め情報の優劣を判断するのも中国的常識です。

昨年一年で「KOL(キーオピニオンリーダー)」と呼ばれるインフルエンサーの存在を知った方も多いのではないでしょうか。彼らが活躍する 「動画配信」「ライブ中継」 の各種サービスがマーケティングの舞台として存在感を増していったのはご存知の通りです。

情報の発信者への信頼はさる事ながら、「動画」が静止画よりもその商品(サービス)の情報をより早くよりたくさん届けることができるという点に、効率を重視する中国人の支持が集まったと言えるでしょう。

当社の施策では、こうしたインターネットサービスを情報発信のプラットフォームとして利用するだけではなく、「どうしてこのプラットフォームを利用しているのか」中国人ユーザーの心理を理解したうえで 「中国人に伝わる」コミュニケーション を図っています。

■中国のお正月はこれから。大型連休に向けてこれからが情報発信の本番!

さて新年のあいさつもそこそこに始めてしまったこの連載ですが…日本ではお正月も過ぎ、2018年がスタートしました。

「中国のお正月」についてもだいぶ認知が高まっているところでこれまた復習の感が拭えませんが、現地での「正月本番」は旧暦の1月1日すなわち 春節 です。

春節は約一週間の大型連休となっており、今年は 2月16日 がこれにあたります。休暇は都心のオフィスワーカーであれば暦通りが多いようですが、地方の工場であれば1カ月近く操業をクローズします。

年々この休暇を利用し日本旅行に訪れる中国人は多く、日本の各報道機関が銀座を訪れる中国人にインタビューする姿を見かけたことのある方もいると思います。

特に、平均給与が上がる一方で就労時間が長時間化しているオフィスワーカーであれば 効率的な情報収集と旅先での充実した滞在のための計画 に重点を置くのは当然でしょう。春節期間だけでなく、中国人旅行客を意識した情報発信ではこういった「効率化」を好む一面を押さえておくべきです。

ちなみに中国の12月31日から1月1日(元旦)にかけての年越しはというと、「新年を迎える」という意識はありますし(といっても春節が本番であることには変わりはありません)、連休もあります。サラリーマンは「12月30日~1月1日が休業」という方が多かったようです。

■まとめ 今が旬のライブ中継は旅マエも旅ナカも狙える

滞在先での情報収集期間を意味する「旅マエ」でのインターネット利用、「春節」期間の集客を狙うならばまさに今でしょう。

「旅マエ」の情報収集でも活用されている「ライブ中継」ですが、当社の施策では 「旅ナカ」での需要喚起、集客効果も実現できる例が増えてきました。

次回は同事例について詳しく紹介していきます。どうぞお楽しみに!

Cross C(クロスシー)

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この記事の筆者

株式会社クロスシー

株式会社クロスシー

株式会社クロスシー編集部。中国語圏向けに日本情報の提供をするインターネットメディア運営・レップ事業を展開すると共に、訪日観光客向けのマーケティング・ソリューションを提供しています。日本の観光立国を実現すべく、メインターゲットとなる中華圏への観光情報、サービス、商品について、日中間の情報格差を埋め、観光客にとって最高の日本体験の提供を目指しています。