地震を体験した訪日外国人のSNS投稿で見えた本音 | 自然災害が多い日本がやるべきこととは【海外の反応まとめ】

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2018年6月18日に大阪府北部の大地震により、多くの訪日外国人観光客も被災しSNSなどを通じて大きく拡散されました。

日本は地震や台風など、災害が多い国です。災害時に日本語がわからない訪日外国人観光客を案内すれば良いのか、旅行中に地震で被災した訪日外国人観光客と海外の反応をTwitterWeibo微博)などのSNSを通してご紹介します。

大阪府北部でM5.9最大震度6.1弱の地震。インバウンド業界へも影響必至・気象庁も「今後1週間は余震に注意」を呼びかけ

本日6月18日の8時2分ごろ、大阪府北部でマグニチュード5.9と推定される地震がありました。この地震による津波の心配はないものの、その後も大阪府を震源とした地震が頻発しています。この地震により観測された最大震度は震度6弱であり、人的な被害も発生しています。 関西圏では交通がマヒした状態が続いており、

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日本の地震に対する海外の反応

今回の大阪府北部震源の地震に関する英語のSNS投稿のパターンは大きく分けて4つです。

  1. 日本人が外国人向けに英語で発する情報・注意喚起
  2. 訪日外国人観光客の感想、状況レポート
  3. 在日外国人が発するコメント
  4. 海外からのコメント

このうち、圧倒的に多いのは、日本語がわからない外国人のために英語でツイートをし拡散希望する日本人からのものでした。観光庁訪日外国人向けに提供している災害対策アプリ「Safety Tips」や、東京都が作った災害対策パンフレット「東京防災」の英語版が拡散されました。

「東京防災」英語版を拡散するユーザー Twitterより

「東京防災」英語版を拡散するユーザー Twitterより

次に多いのが訪日外国人観光客の戸惑いや困惑のツイートです。

「地震で旅程がめちゃめちゃ」と嘆く訪日外国人コメント Twitterより

「地震で旅程がめちゃめちゃ」と嘆く訪日外国人コメント Twitterより

SNS投稿を見てみると国籍や訪日目的によって、今回の地震に対する感想が微妙に違うことがわかりました。

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人気YouTuberが日本の対応を絶賛

「ピンチはチャンス」という言葉がありますが、これを証明するようなツイートがTwitterに連投されました。

「日本がいかに上手に地震と付き合っているか見れたのはすごく良かったよ!」

日本の交通機関の地震対応の迅速さを褒めるツイート Twitterより

日本の交通機関の地震対応の迅速さを褒めるコメント Twitterより

これらを投稿したのは有名YouTuberの「theme park review」さん。もともとスリルを求めてテーマパークの絶叫マシーンを旅するYouTuberだということもあってか、今回の地震についても興奮気味にとらえています。

「マグニチュード5.9の地震が大阪直下で起きたのに、その20分後には安全点検を済ませて電車が走り出したんだ! この国気に入った!!!」

日本の交通機関の地震対応の迅速さを褒めるツイート2 Twitterより

日本の交通機関の地震対応の迅速さを褒めるコメント2 Twitterより

「theme park review」さんの好意的な連投は、ある日本人男性が行ったちょっとした親切が大きく影響しています。

「見知らぬ日本の男性が飲み物やスナックを僕たちのために買ってきてくれ、電車の遅れと地震について謝ってくれた。そして旅の安全を願ってくれたんだ。この国好きだわ!」

見知らぬ日本人男性からの差し入れを喜ぶツイート Twitterより

見知らぬ日本人男性からの差し入れを喜ぶツイート Twitterより

地震による交通網マヒで駅で足止めを食らってしまった「theme park review」の皆さんに、見知らぬ日本人男性が「せっかく旅行に来たのにごめん、これ食べて」とお菓子とドリンクを手渡してねぎらったのだそうです。 

平均滞在日数が短い訪日外国人は交通機関マヒに不満も

交通機関のマヒで足止めされて不満や不安の投稿が多かったのは訪日韓国人です。平均滞在日数がもっとも短いため、旅程への影響が大きかったり、勉強や仕事がらみでの訪日も多いことが関係していそうです。

訪日韓国人観光客のインバウンド

訪日韓国人の2016年訪日客数は約509万人でインバウンド市場の人数シェアでは中国に次いで第2位となっています。しかしながら、1人あたりの旅行消費額は全国籍平均の半分以下の61,569円。これは中国の1/3以下の数値となっており、マーケット規模としては少しマイナスです。訪日韓国人の観光スタイルは「若者」「短期滞在」「韓国からの行きやすさ」がキーワードとなっています。日本との地理的近接性から、週末弾丸訪日旅行のような旅行スタイルを取ることが多いため、便利な福岡への訪問が多く、また1人1回あた...

「通勤電車の中で地震がありました。列車は非常停止しました。とても動揺して怖かったです。2時間の車に閉じ込められました。大阪駅まで1時間歩きました。疲れているけど落ち着いてます。どうもありがとうございます。」

被災した韓国人会社員のツイート Twitterより

被災した韓国人会社員のツイート Twitterより

「通勤電車の中で地震を体験。駅と駅の間で立ち往生した電車の中で足が震えてしまった」

電車内で足止めされ不安のツイート Twitterより

電車内で足止めされ不安のツイート Twitterより

日本人特有ともいえる「大地震ぐらいでは会社を休まない」という出勤姿勢に少し困惑する外国人のビジネスマンのコメントも見受けられました。

電車が止まって歩いてようやく出勤したらエレベーターも止まっていた Twitterより

電車が止まって歩いてようやく出勤したらエレベーターも止まっていた Twitterより

ただ全体としてみると、地震には不安があっても、日本人の地震対応へのマイナスイメージの強いコメントはなかったようです。

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訪日中国人は日本の災害対応に感心

意外にも中国版TwitterWeibo微博では日本の地震対応が「人道的である」との好意的な見方をしたコメントが出回っているようです。

とくに人気となっているのが梅田電鉄が手入れの行き届いた座席シートを取り外して乗客が降車するためのスロープにしたり、滑り台にしている写真です。

「日本はとても人道的だと思う」

梅田電鉄が実施した電車脱出法が人道的だと賞賛 Weiboより

梅田電鉄が実施した電車脱出法が人道的だと賞賛 Weiboより

小さなことですが、日本での常日頃の真剣な震災対策が好意的に受け止められているようです。

訪日中国人観光客のインバウンド

訪日中国人は2016年の訪問数で637万人と実に1/4を占める割合です。もちろんこの数値は全国TOPの訪日客数となっています。2015年、流行語にもなった「爆買い」は訪日中国人の大量購入のことで、2016年には爆買いが終わったと各メディアで騒がれていましたが、一部の高額商品を除き今でもその消費行動は健在で訪日中の消費額も多いのが最大の特徴です。

基本的には日本の地震対応に好意的だが、デマなど

様々な投稿を見ても、日本の地震対応自体を厳しく批判しているものは少なく、全体的に好意的な論調が目立ちます。しかし、気になる投稿もあります。

日本国内メディアでもデマ拡散について自粛や警戒を呼びかけましたが、英語で外国人が拡散したSNS投稿にも、看過できないものがありました。

「京セラドームの屋根にひびが入った」「シマウマが逃げた」などの笑い話のようなデマの次に「外国人がコンビニで略奪する」と書かれています。

外国人を中傷するデマへの警戒ツイート Twitterより

外国人を中傷するデマへの警戒ツイート Twitterより

また、旅程が変わったことによりJRパスが使えなかったという不満を述べる訪日外国人もいました。

21日間有効のJRパスが使えなかった、返金してという不満のツイート Twitterより

21日間有効のJRパスが使えなかった、返金してという不満のツイート Twitterより

もっとも気になるコメントは、日本の地震と原発について書いたものです。リツイートなどは少なく、拡散されるには至っていませんが、日本の地震=原発事故リスクという図式でとらえる海外の視線も忘れてはならないようです。

「今日の大阪の地震で原子力発電所が危険にさらされるのでは」

大阪の地震を原発リスクと結び付けたツイート Twitterより

大阪の地震を原発リスクと結び付けたツイート Twitterより

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安心して旅行できる環境整備を

最後に、今回の地震を受けてある外国人がTwitter上で行ったアンケートです。

「日本みたいな災害の多い国に旅行をしようと思うとき、災害リスク(地震と津波とか)について考える?」 Yes-26% No-74%

日本旅行での災害リスクをどう思うか?アンケート Twitterより

日本旅行での災害リスクをどう思うか?アンケート Twitterより

訪日外国人は今回の地震で日本旅行を取り止めることはそれほどなさそうです。インバウンド業界はおもてなしの一環として、訪日外国人安心して旅行できる災害対策と環境整備をすすめるべきでしょう。

「被災された方々とそのご家族に対し、心からお見舞いを申し上げます.」

大阪の地震被災者を気遣う海外からのツイート Twitterより

大阪の地震被災者を気遣う海外からのツイート Twitterより

福島で地震 震度5弱 福島県沿岸では津波を観測:インバウンドへの影響は?

本日11月22日の5時59分ごろ、福島県沖でマグニチュード7.3の地震があり、気象庁はこの地震による津波警報を発表。そのほか青森県から伊豆諸島にかけて太平洋沿岸で津波注意報を発表しています。 福島県相馬市では90センチの津波を観測しており、NHKをはじめとした各放送局、WEBメディアで情報の提供と非難の呼びかけを続けています。 [cta_toc_upper_banner]

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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