購買ビッグデータ分析の株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之)は、全国ドラッグストアのPOSデータによる2018年6月のインバウンド消費動向調査を発表します。
当月のインバウンド消費購買件数は1店舗あたり1,761件で、前年同月(1,436件)比は22.6%増と好調に推移し、当社の調査開始以降6月として過去最高件数を記録しました。1レシート当たりの購買単価は前年同月比6.4%増の15,267円でした。個別商品の売上個数では、子ども用のスキンケア「薬用ローション ももの葉 200ml(ピジョン)」が初めて30位以内にランクインしました。前月は虫よけ剤「虫きちゃダメ 60枚(アサヒグループ食品)」が過去最高の2位に上昇しており、子ども向け商材の人気が続いています。
インバウンド消費購買件数(1店舗あたりのレシート枚数) *単位:枚
■インバウンドの「もも人気」が影響か!?子ども用スキンケアが急上昇
赤ちゃんのあせもや肌あれを防ぐ「薬用ローション ももの葉 200ml(ピジョン)」が、インバウンド消費売上個数ランキングの19位にランクインしました。中国のSNSでも書き込み件数が増えているためか着実に売り上げを伸ばし、当社がインバウンド商品の調査発表を開始した2016年4月以降で、初めて売上個数ランキングトップ30に入りました。
「薬用ローション ももの葉 200ml(ピジョン)」は保湿成分にももの葉エキスを配合した商品です。過去の当社インバウンド消費調査では、お菓子の「蒟蒻畑」やOTC医薬品の「龍角散ダイレクト」、化粧品の「ニベア リップクリーム」など様々な商品において、中国で縁起が良いとされる「もも」に関連した商品の売り上げが特に高い傾向が見て取れました。この商品が人気を高めている理由として、「日本ブランドの育児用品」、「無添加」といった信頼性・安心感に加えて、「もも関連商品」であることの影響も考えられます。
■2018年6月インバウンド消費売上個数ランキングTOP30
〈当調査におけるインバウンド消費の定義〉
全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設計しています。その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5,000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施しています。
〈インバウンド消費 実売動向レポートについて〉
購買ビッグデータ分析の株式会社True Dataが毎月月末に発行しているレポート。2016年5月に発売がスタートしました。2018年6月のデータを掲載した「インバウンド消費 実売動向レポート vol.27」は、下記ホームページより、レポートの一部を無料でダウンロードいただけます。ドラッグストア>
http://www.truedata.co.jp/inbound/
価格:年間購読版 月額83,000円(税別)
<報道関係者様からのお問合せ先>
株式会社True Data 広報室TEL:03-6430-0721/E-mail:pr@truedata.co.jp
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【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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