訪日外国人の対応として多言語対応が必要とされますが、人的なリソースでこれを解決するには外国人スタッフを雇用するという手段があります。
それでは人的リソースをかけずにシステム的に多言語対応を行うにはどうしたら良いのでしょうか?その答えがチャットボットシステムです。今回はMARIANA OCEAN JAPANの「ObotAI」をご紹介しましょう。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
そもそもチャットボットとは?
チャットボットという言葉が聞き慣れない方もいるかもしれませんが、チャットボットとは「チャット(会話)」と「ボット(ロボット)」をかけわせた言葉で「テキストや音声を通じて、人に代わって、AIが会話を自動的に行うプログラム」となります。
ある程度定形の質問や対応が予想される業務などで人力に頼らず、チャットボットに業務の一部を代行させることが可能です。
直感的な操作が特徴の「ObotAI」
「ObotAI」は、Google社提供の最新エンジンを利用した、多言語対応が可能なAIチャットボット作成システムです。従来のシステムではプログラム不要とあってもITの知識が少なからず必要なものが多くありましたが、「ObotAI」は直感的な操作を重視したシステムであるため、どなたでも安心してチャットボットを作成することが可能です。
多言語対応機能を搭載
様々な国から訪日外国人が訪れるようになっている現在、職場、ホテル、レストラン、多くの場面で日本語以外でのコミュニケーションが必要となっています。
「ObotAI」はこうした現状に対応するため、日本語だけでなく、英語をはじめ、中国語、韓国語にも対応しています。
さらなる機能拡張も可能
「ObotAI」は、Google社提供の最新エンジンを使用していることもあり、幅広い分野で数多く提供されているGoogle社製の機械学習ツールとの親和性が高く、「ObotAI」と組み合わせることで、様々な分析や数値予測、機能追加の実現が可能となります。
「改善したい」という思いを、未来まで力強くサポートすることが可能です。また、オープンソースをAIエンジンに使用していることもあり、低価格でのサービス提供が可能となっています。
人工知能(AI)を搭載、学習することでさらに賢く
「ObotAI」はAIを搭載し、学習することで使うほど便利になります。従来の定型文通りにしか回答しないチャットボットの機能とは違い、会話をしながらお客様の悩み解決に導きます。認識して欲しい用語、キーワードを入力することでAIが認識する単語が広がります。
従来、従業員が対応していたお問い合わせ業務を一部自動化することで、人件費を始めとしたコスト削減効果があります。24時間365日お客様のお悩みをすぐ解決することで、機会損失を無くし、販売促進へと繋がります。
人工知能搭載のチャットボットを活用してリソースを有効活用
インバウンド対応をするにあたり、様々な施策を行う事は重要ですが、そうした対応のリソースは無限ではありません。特に小規模の事業者にとってはリソースの確保こそが最も困難な課題であるケースも少なくないでしょう。
そうした中でも、無くす事が難しい問い合わせ対応を、多言語対応のチャットボットを活用して自動化することでリソースをかけずに訪日外国人の満足度を向上することが可能となります。設定が難しそうなどと敬遠せず、一度こうしたチャットボットを検討してみてはいかがでしょうか?
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
- 中国インバウンド市場の規模と最新トレンドがわかる!
- 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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