「大雪カムイミンタラDMO」とは、北海道大雪地域の市町村から構成された滞在交流型観光の促進のため多言語サイトの運営やプロモーションの展開を行う組織です。そこで大雪カムイミンタラDMOのインバウンド対策として行っている取り組みについて分かりやすくご紹介します。
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一般社団法人大雪カムイミンタラDMOとは?
北海道の大雪山国立公園の周辺地域に「大雪カムイミンタラDMO」という組織があります。大雪カムイミンタラDMOの取り組みはインバウンド対策の事例として参考にできるようなポイントが多くあります。
では具体的に大雪カムイミンタラDMOはどのような組織なのでしょうか。
1. 大雪エリアの観光促進
2. 地域PRの実態を調査
これまでの課題であった、アンケートの量が少なくマーケティング活用まで至っていないという点に着目し、WEBアンケートに答えた方に「もれなく地域物産品をプレゼント」というインセンティブを付与しまし回答数の確保を図るなどの取り組みも行っています。また物産品のPRなどを狙い今後の効果的な情報発信につなげる狙いがあります。
都市型スノーリゾート地域の構築を狙う2つの取り組み
大雪地域の主要観光の1つがスキー場です。近年北海道はニセコを中心にパウダースノーの質が良いと海外から注目を集めています。それらを盛り上げる2つの取り組みについて紹介します。
日本のスキー場に外国人が来る3つの理由/これからの欧米豪インバウンドはスノーリゾート目的で東北へ?
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SNOW BUSの運行
大雪地域には1時間圏内の地域に8つのスキー場、スキーコースがありスキー・スノーボードを楽しむ人がとても多いです。大雪カムイミンタラDMOは大雪エリアのつ4のスキー場を結ぶシャトルバスを運行しています。旭川市内の駅、ホテルなど6ヶ所で乗降が可能になっています。またプランによっては1日に2つのスキー場を訪れることも可能なようです。無料のシャトルバスを運行することで利便性が増し、滞在日数や消費の増加も狙えるでしょう。
手ぶらでスキーを楽しめる「アクティビティセンター」の配置
旭川駅東コンコース「旭川観光物産センター」に、大雪地域でのスノーアクティビティ情報や必要機材の貸出を行うアクティビティセンターを設置しました。この施設にくれば手ぶらで観光に来ても大雪地域の冬のアクティビティを楽しめるような場所となっています。
外国人観光客の中には、複数の旅行先を計画しているユーザーも多いため、荷物はなるべく最低限で抑えたいものです。そんなニーズにお答えするために「アクティビティセンター」の配置が考えられました。気軽にスキー、スノーラフティング、雪山散策などを楽しんでもらうことで魅力を多くの人に知ってもらう狙いがあります。
2ヶ国語に対応の観光情報サイトを運営
大雪カムイミンタラDMOは2ヶ国語に対応している観光情報サイト「大雪みどころナビ」を運営しています。具体的にどのようなサイトなのか紹介します。
観光やグルメ、宿泊情報が満載の「大雪みどころナビ」
「大雪みどころナビ」は中国語と英語に対応した観光情報サイトです。サイトでは大雪のグルメ、宿泊、アウトドア・体験、特産品などの観光情報がまとまっています。
観光地について調べるとき、その地域の情報が体系的にわかりやすくまとまっているサイトがあれば旅程プランの組み立てが行いやすくなります。またサイトに人があるまることによってプロモーションも行いやすくなります。
「大雪みどころナビ」は多言語対応しているので海外から大雪を訪れたいという方でも大雪地域についての情報をこのサイトから集めることができ、個人のプロモーションでは得られないような大きなプロモーション効果を得られることができるでしょう。
北海道の大自然を満喫できるアクティビティーの情報が充実
訪日ラボセミナーレポートのご紹介&最新版インバウンド情報まとめ
訪日ラボでは、インバウンド対策に課題を抱えるご担当者様向けに、お悩み・課題解決を支援すべく、最新レポートの公開や無料のオンラインセミナーを実施しています。
【セミナーレポート】「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント
2023年は2,500万人の外国人旅行者が訪れた日本のインバウンド市場。コロナ前の2019年に迫る勢いの回復をみせており、2024年の訪日外国人数は3,000万人を上回るとの予想もあります。
日本を訪れる外国人旅行者の間で、特に人気が高いアクティビティが「桜の鑑賞」です。桜の開花時期に合わせて日本を訪れる外国人も多く、日本の重要な観光資源の一つとなっています。
そこで訪日ラボでは、「『桜シーズン』に向けたインバウンド施策のポイント」と題したセミナーを開催しました。
登壇者としては、インバウンドの動向に詳しい訪日ラボ インバウンド事業部長 川西哲平に加え、台湾に本社を置くビッグデータカンパニーVpon JAPAN株式会社営業本部 会田健介氏をお呼びし、「桜」に関するインバウンドデータをもとに、訪日外国人旅行者の最新動向と、「桜のシーズン」に集客を向上させるためのポイントを解説しました。
本セミナーは大好評につきアーカイブ配信を行っておりますので、ぜひご覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ 「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント【セミナーレポート】
【インバウンド情報まとめ 2024年3月】2023年年間宿泊者数 1位は韓国 他
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、2024年3月版レポートから、2月〜3月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。
最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!
インバウンド情報まとめ 2024年3月
本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→ 訪日客向け“相撲エンタメショーホール” 大阪にオープン / 2023年年間宿泊者数 1位は韓国【インバウンド情報まとめ 2024年3月】
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