【群馬DMO】群馬県観光物産国際協会とは | アジアの観光客をターゲットにしたインバウンド施策とは

【群馬DMO】群馬県観光物産国際協会とは | アジアの観光客をターゲットにしたインバウンド施策とは

独自の文化や古くからの歴史遺産など、さまざまな観光資源がある群馬県。そんな魅力的な観光地「群馬県」では、外国人観光客の受け入れ環境の強化を積極的に進めています。その中心となっているのが「群馬県観光物産国際協会」。

群馬県のインバウンド誘致をしている群馬県観光物産国際協会ですが、具体的にはどのような活動を行っているのでしょうか。そこで今回は群馬県観光物産国際協会が行っている、アジアの観光客をターゲットにしたインバウンド施策について詳しくみていきます。


群馬県観光物産国際協会とは?

群馬県観光物産国際協会とはどのような組織なのでしょうか。詳しくみていきましょう。

群馬県における観光物産事業を強化

平成10年4月に設立された財団法人群馬県観光物産国際協会。財団法人群馬県観光開発公社、社団法人群馬県観光協会、群馬県温泉旅館協同組合の3団体が、財団法人群馬県国際交流協会を母体として設立されました。

群馬県の活性化と世界に開かれた群馬県の実現を目的とし、国際交流などを通して世界各国との理解を深め、地域の人たちの生活と群馬県の発展を目指しています。

群馬県観光振興計画「はばたけ群馬観光プラン 2016-2019」

群馬県には温泉や豊かな自然、地域独自の文化や歴史遺産など観光資源が豊富にあります。

これらの豊富な観光資源を活用し、観光振興を図るべく群馬県観光振興基本計画を策定し推進しているのですが、これが始まったのは1987年のこと。なんと30年以上も前から、地域の観光資源を活用した観光振興を進めているのです。

「はばたけ群馬観光プラン 2016-2019」は「はばたけ群馬観光プラン2013-2015」が期間満了のため新たに策定された計画です。

多言語対応の公式サイト「ググっとぐんま」で地元の魅力を世界に発信

群馬県では、公式サイト「ググっとぐんま」で、群馬県の魅力を発信しています。群馬県内の温泉や宿泊施設、グルメ情報や季節ごとのおすすめ観光スポットなどを紹介しています。

さらに群馬県内をエリアごとに分け、それぞれのエリアの魅力を細かく紹介し、「ググっとぐんま」を初めて訪問した人にも魅力が伝わりやすい工夫がされています。

中国語・英語・タイ語を含めた4ヶ国語に対応

「ググっとぐんま」は4ヶ国語に対応していて、中国語・英語・タイ語・日本語での閲覧が可能です。

公式サイトを多言語化することによって、外国人観光客にも群馬県の魅力を発信することができるため、インバウンド誘致へと繋がります。

Facebookも多言語で閲覧できる

さらに群馬県が行なっているインバウンド対策として、公式サイトの多言語化だけでなく、Facebookも多言語で閲覧できるようになっています。外国人観光客のSNSの利用頻度は高めです。Facebookページを閲覧しても日本語のみでは何を書いているのか分からず、群馬県の魅力が伝わりません。

Facebookを多言語化することで、群馬県を訪れた外国人観光客がFacebookで情報を拡散してくれることも見込めるため、結果として世界中に情報を発信することができるのです。

外国人観光客の消費額増加を目指す

群馬県には温泉やグルメ、独自の文化など観光資源が豊富にありますが、受け入れ環境が整っていなければ外国人観光客が快適に楽しむことができません。そこで、外国人の受け入れ環境を整備するための取り組みを行っています。

さらに東アジアやASEAN諸国に向けてのプロモーション活動を行うなど、世界に向けて情報発信を行うことで外国人観光客誘致に取り組んでいます。

ターゲットは台湾、中国、香港、韓国の観光客

主に台湾や中国、香港、韓国からの訪日観光客をターゲットにインバウンド誘致を行っています。

例えば台湾では、教育旅行や台湾南部の地域からの観光客誘致を促進するべく、地方政府との協定などを活用して取り組みを行っています。

ぐんまWi-Fiプロジェクトの実施

外国人が旅行中に困ったことの常連である「Wi-Fi環境」。群馬県では「ぐんまWi-Fiプロジェクト」を実施し、Wi-Fi環境の整備を行っています。

外国人が快適に旅行を楽しむ上でWi-Fi環境は欠かせません。観光スポットの情報を検索したり、地図アプリで道を調べたりなど、さまざまな場面でインターネット環境が重要となります。

インバウンド対策として「無料Wi

観光庁が2017年2月に発表した「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」によると、訪日外国人観光客が感じる「訪日旅行で最も困ったこと」の第2位に「無料公衆無線LAN環境」がランクインしています。空港やバスの車内、レストラン、カフェ、居酒屋など、Wi-Fiを使える環境は増えてはいるものの、地方都市の飲食店ではまだまだWi-Fi環境が整っていないケースも多くあるのです。訪日外国人が日本国内でスマホを使うには、日本の通信回線を使えるSIMに入れ替えるか、ポケットWi-Fi...


さらに、観光スポットでWi-Fiに接続することができれば、SNSの利用が可能。外国人観光客が群馬県内の観光スポットをSNSで発信してくれることで、世界中に情報を届けることができ、結果として世界へ向けたプロモーションへとつながっていくことも期待できます。

群馬県のインバウンド需要について詳しくまとめた記事があるので、下記の記事を参考にしてください。

群馬県のインバウンド需要

群馬県は全国平均からすると訪日外国人の訪問率、訪問数、インバウンド宿泊人泊数共に平均より少々下、といった数値になっていますが、東京を中心とした関東圏においてはインバウンドにおいて出遅れているといえるでしょう。

地域文化や歴史遺産を観光資源に

群馬県には温泉やグルメ、豊かな自然、さらには群馬県独自の文化や歴史遺産など、たくさんの観光資源があります。それらの観光資源をより多くの外国人観光客に知ってもらうことができれば、地域の活性化を図ることができ、地方創生へと繋がっていくでしょう。そのため群馬県観光物産国際協会が中心となり、群馬県へのインバウンド誘致を積極的に進めています。

公式サイトの多言語化やWi-Fiスポットの整備など、外国人観光客を受け入れる体制を整備。外国人観光客の満足度向上とSNSでの拡散が成功すれば、さらなるインバウンド誘致へとつながる可能性が広がります。


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!