2019年の訪日ドイツ人客数は23万人を突破し、前年比約10%の伸び率を記録しました。インバウンド市場が活性化するなか、ドイツ人向けの観光メディアの利用に注目が集まっています。
今回はドイツ人が日本に滞在し観光する際に情報源としているメディアについて、選ぶ際のポイントやインバウンド向け戦略などをふまえて紹介します。
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訪日ドイツ人市場の特徴とネット利用の関係性とは?
訪日ドイツ人が日本滞在中の情報源は、主にネットです。実はその理由に、ドイツ人の訪日目的が見え隠れします。訪日ドイツ人市場の特徴やネット利用状況に着目して、ポイントをおさえておきましょう。
1. ドイツは世界3位のアウトバウンド大国だった!
観光局の調査によると、ドイツの人口が8,252万人なのに対し、出国者数は9,096万人(どちらも2016年の数値)となっており、人口数に対して出国者数が上回る結果に。つまり1人あたり1年に1回以上海外へ出国している可能性があります。この数値は、中国・香港に続いてアウトバウンドにおいて世界第3位。また訪日滞在日数からみると、個人旅行手配で7日以上滞在する傾向があり、海外旅行が好きなお国柄といえるかもしれません。
2018年の訪日ドイツ人は初めて年計で21万人を突破したものの、アウトバウンドの実績に照らし合わせると日本への関心はまだまだ低め。日本はドイツ人向けのインバウンド戦略を、うまく行えているとはまだいえません。
2. ビジネス目的が多い訪日ドイツ人
日本政府観光局(JNTO)の「訪日外国人の消費動向(平成29年年次報告書)」によると、訪日ドイツ人の目的は、46.6%以上がビジネス目的で、インド(70.2%)に次ぐ高い割合となりました。訪日ドイツ人の観光目的は36.4%にとどまる結果に。訪日ドイツ人の男女別データで76.9%もの高い割合を男性が占めており、ビジネス目的が多いことに関係しているといえるでしょう。
ドイツ人の日本滞在情報源はネット利用が1位
さて、実際にドイツ人はどのように旅行情報を収集しているのでしょうか。実は、出発前に得た旅行情報源と日本滞在中に役立った旅行情報源が異なる傾向にあります。さっそく、出発前と日本滞在中の情報源の違いを把握してみましょう。
訪日滞在中の情報源は、「スマホで情報収集」がダントツ!
日本政府観光局(JNTO)の「2017年年間値の推計(確定値)」の集計結果によると、ドイツ人の「訪日中に役に立った情報源」として「インターネット(スマートフォン)」が66%で1位となりました。
その一方で、出発前の旅行情報源としては、日本在住の親族や知人から情報を得るパターンがトップに挙がりました。次いで、ガイドブックなどの利用も高い割合となり、出発前後で情報源が異なる結果に。
ドイツの観光メディアは集客に効果ある?
訪日ドイツ人のインバウンド戦略を考えるにあたり、まず気になるのが「集客に効果があるのか」ということです。訪日外国人向けメディアの仕組みは、観光メディアにバナー広告や記事広告、タイアップ記事などを出し効果を図るもの。それにより、ドイツで認知度を高めて集客につなげます。
認知度がない状態でプロモーションをしても効果が見込めません。そのためにも、観光メディアをしっかり選定する必要があるといえます。
ドイツ向け観光メディアを選ぶ際の3つのポイント
ドイツ向け観光メディアを選ぶ際には、現地の特性を理解し、それに適したメディア選定をする必要があります。ここでは観光メディアを選ぶ際に、おさえるべき3つのポイントを紹介します。
1. メディアの認知度はあるか
ドイツ向け観光メディアを選ぶポイントは、ドイツでどれだけそのメディアの認知度があるかです。
ドイツ向け観光メディアといっても、規模や知名度はさまざま。ドイツ語圏の特徴として、旅行ガイドブックなどの紙媒体が主流となり、口コミの情報も信用性が高く拡散力も高いといわれています。認知度がある観光メディアを選びましょう。
この続きから読める内容
- 2. メディアとのマッチング性
- 3. PVの伸び率を確認すべし
- JNTOドイツ事務所を取材/7つの”パッション”を刺激する動画が反響、欧米豪インバウンドを掘り起こす施策とは?
- ドイツの観光メディア・ドイツ人の情報源は何?
- 1. JAPAN DIGEST
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