香港のSNS利用状況 | 人気のSNSランキング・インターネット事情・マーケティング事例を紹介

香港のSNS利用状況 | 人気のSNSランキング・インターネット事情・マーケティング事例を紹介

近年SNSを利用して訪日観光客を集客するプロモーション方法が注目されています。海外に向けてSNSで発信する際に気をつけるべきことはターゲットとする国のSNS事情です。もし発信に利用しているSNSがターゲットとする国で人気がなかった場合、集客効果は期待できません。

そこでこの記事では「香港」におけるSNS事情や利用状況、実際にSNSを利用してプロモーションを行っている事例について紹介します。


香港のインターネット事情・利用状況

2017年の訪日香港人観光客は223万人でした。香港の人口が740万人のため、1年に人口の約3割が訪日している計算になります。また、国籍別の訪日観光客数でも中国・韓国・台湾に続いて4位と、訪日香港人は日本のインバウンド市場のなかで非常に重要な市場ということがわかります。

そんな香港人のインターネット利用状況を解説します。

香港人の89%がインターネットを利用

Digital 2019:HONG KONG
Digital 2019:HONG KONG

「Digital 2019」によると香港人の89%がインターネットを利用しているという結果がでています。日本の利用率は94%であり、日本の方が上回ってはいるものの同程度の利用状況であるといえます。

利用デバイスをみると、日本がスマートフォン64%・PC80%なのに対して、香港はスマートフォン83%・PC59%と日本の結果と逆で、香港のほうがスマートフォンの普及がかなり高いことがわかります。

また香港のインターネット利用者のうち95%がインターネットを毎日利用しているという調査結果もでています。

香港で人気のSNSランキング

その国でどのようなSNSが多く利用されているのかということは、プロモーションに利用するSNSを決める上で重要なポイントです。

香港で人気のSNSについて、「Digital 2019」の調査結果をもとにランキング形式で解説します。

1. Facebook

Digital 2019:HONG KONG
Digital 2019:HONG KONG

「statista」によると、Facebookは2018年下半期後期の時点で23億人の利用者がいて、SNSとしては世界最多です。
香港でもインターネットユーザーの85%が利用しており、チャット機能であるFacebook Messengerも約半数が利用しています。

よって、Facebookでプロモーションを行うことは非常に効果的であると考えられます。ただし、Facebookは企業やインフルエンサーの投稿は表示されにくいという傾向があるため、プロモーションには工夫が必要です。

2. WhatsApp

Digital 2019:HONG KONG
Digital 2019

WhatsApp」はLINEと同じようなメッセンジャーアプリで、当初はアメリカの会社でしたが現在はFacebookが買収運営しています。

「Digital 2019」によると、WhatsAppの月間アクティブユーザー数は全世界で15億人で、メッセンジャーアプリとしては世界最大です。

上の画像はメッセンジャーアプリシェアを表しています。これを見ると、WhatAppの緑が非常に多いことから全世界で利用されていることがわかります。

3. Instagram

日本でも「インスタ映え」という言葉が新語・流行語大賞に選ばれるほど人気の「Instagram」は、世界でも人気のアプリです。

Instagram上で多くのフォロワーを持つ「インスタグラマー」を利用したSNSマーケティングも近年一般化してきました。

香港ではインターネットユーザーの57%が利用していて、台湾の35%、日本の33%と比較するとかなり高い利用率であるといえます。

香港のSNS利用状況/日本との比較

Digital 2019:HONG KONG
Digital 2019:JAPAN

香港のSNSランキングを見てきましたが、日本と比べてどうなのでしょうか。

日本で1番利用されているのはLINEです。インターネットを利用している日本人のうち約67%がLINEを利用しています。続いて「Twitter」「Facebook」と続きます。

日本でTwitterは49%ですが、香港では26%ということからTwitterでのプロモーションはあまり向いていないと考えられます。

事例:Facebookを活用したプロモーション・集客

香港向けのプロモーションは業界・業種に関わらず様々な企業がFacebookを活用しています。

そこで今回は「鉄道」「地方自治体」「宿泊施設」の3つの分野で行っているプロモーション事例を紹介します。

【鉄道】東京メトロ

「東京メトロ」ではFacebookのアカウントを5ヶ国語で運用しています。
駅周辺の人気スポットやオススメの飲食店など幅広い情報を発信し、かつ言語ごとに発信する内容も少しずつ変えることでターゲットとする国に最適なマーケティングを行っています。

【地方自治体】岐阜県高山市

高山市は日本の中でもかなり早くからインバウンドに目を向けて対策を行ってきた地方自治体です。

市内のスポットは映画「君の名は。」のモデルになり、隣接する飛騨市と共に聖地巡礼者が急増、国内外から多くの観光客が訪れています

またFacebookアカウントも週3以上の高い頻度で更新しており多くの情報発信を行っています。

【宿泊施設】澤の屋旅館

「澤の屋旅館」は東京の谷中にある訪日外国人に人気の宿です。

トリップアドバイザーから2011年より5年連続で、質の高いサービスを継続的に提供している観光地や飲食店に与えられる「エクセレンス認証」を受賞しています。

情報発信もほぼ毎日行っていて、旅館周辺や旅館の施設に関しての情報を発信しています。

まとめ:香港のSNSを利用して効果的なマーケティングを

この記事では香港のSNS事情について紹介してきました。

香港ではFacebookが多く利用されており、日本で人気のあるTwitterはあまり集客効果が期待できないということがわかります。

実際にプロモーションに成功している事例を参考に、プロモーションを行いたいサービスや商品に落とし込んで効果的なマーケティングを行いましょう。


<参照>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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