「アキバフクロウ」とは?秋葉原のフクロウカフェが人気の理由・インバウンド対策を紹介

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

2018年、日本を訪れた外国人観光客の数は3,000万人を超え、過去最高を記録しました。さらに近年、訪日外国人観光客の消費動向が「モノ消費」から「コト消費」へと移り変わっています。

そのような消費動向の変化の中で、秋葉原にあるフクロウカフェアキバフクロウが、訪日外国人観光客に人気の癒しスポットとして秋葉原の新名所になっています。アキバフクロウカフェが訪日外国人観光客から人気がある理由は、そのインバウンド対策プロモーション戦略から考察できます。

今回は、コト消費の需要が高まっている今だからこそ必要なインバウンド対策と併せて、秋葉原のフクロウカフェ「アキバフクロウ」について紹介します。



【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

アキバフクロウとは?

公式Twitter

アキバフクロウ秋葉原駅から徒歩2分の位置にあるカフェです。メンフクロウやアナホリフクロウなど多種類のフクロウと遊ぶことができます。スティッカーやTシャツ、パズルなど各種グッズも販売しています。JR秋葉原駅中央口改札から徒歩2分の距離に位置しており、立地の良さとそのユニークなコンセプトをもとに多数の訪日外国人の集客に成功しています。

アキバフクロウまでのアクセス方法は?

公式サイト

JR秋葉原駅から「アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」までの詳しいアクセス方法については、サイトにて写真付きで紹介されています。日本語や英語はもちろん、中国語(簡体字)、フランス語を含めた合計4ヶ国語に対応しているため、日本語が読めずに行き方がわからないという心配もありません。

アキバフクロウの料金は?


公式サイト

フクロウとの触れ合いが楽しめるのは、12:00~19:00の間の1時間。料金は2,000円です。ご覧の通り、火曜日の定休日以外は△や×の日が多く、国内外問わず観光客からの人気の高さが伺えます。

予約は公式サイトの予約フォームから申し込みができるため、「予約を取りたくてお店に電話をしたけれど繋がらなかった」ということがなく、顧客獲得の機会損失を回避することが可能です。

家族や友人へのお土産にも人気!フクロウにちなんだオリジナルグッズも販売


公式サイト

アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」では、DIYにも使えるマスキングテープやクリアファイルといったステーショナリーをはじめ、可愛らしいフクロウたちを集めた卓上カレンダー、Tシャツなどさまざまなオリジナルグッズをオンラインで販売しています。店内でも購入できますが、ここでしか買うことのできないグッズは友人や家族、会社の同僚へのお土産としても好評です。

アキバフクロウが外国人観光客に人気の理由とは?

外国人観光客に大人気のアキバフクロウ。その理由は何なのでしょうか。

2017年旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」人気観光スポットランキング2位を獲得

アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」は近年、日本を訪れる外国人観光客から人気のスポットとして話題を集めています。2017年には、大手の旅行口コミサイトトリップアドバイザー」が発表した人気観光スポットランキングにおいて2位を獲得。

実際にカフェを訪れた観光客からは、下記のような口コミが寄せられています。

"Didn't know what to expect & was blown away! So many owls! The owl I was holding was beautiful & I fell in love. If you've always wanted to see/befriend an owl, this is a place worth visiting!"
<日本語訳>
最初は何を期待していいかわかんなかったんだけどそんな不安はすぐに吹き飛んだね。一緒に遊んだフクロウはすごく美しくて恋に落ちたよ。もしフクロウと友達になりたかったら、是非ともこの場所を訪れるべきなんじゃないかな。(オーストラリア メルボルン在住の男性)


"And we noted that they give their owls a break! We were surprised at the number of owls in the cafe, and we were impressed that the staff seemed respectful of the owls."
<日本語訳>
このお店ではフクロウにちゃんと休憩時間を与えるんだ。フクロウの数にまずびっくりしたし、スタッフがフクロウに対してすごくリスペクトする気持ちを持っていることに対してすごく感動したよ。(アメリカ カリフォルニア在住の男性)

ちなみに、口コミに関する詳しい内容については、「インバウンド人気観光地ランキング2位「アキバフクロウ」の人気の理由・インバウンド対策とは」をご覧ください。

インバウンド人気観光地ランキング2位「アキバフクロウ」の人気の理由・インバウンド対策とは

アキバフクロウは東京都千代田区神田練塀町67に位置する飲食店です。「フクロウと触れ合えるカフェ」とのユニークなコンセプトが訪日外国人にも人気のスポットとなっています。


アキバフクロウが外国人観光客から人気の理由はコンセプト?

アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」が訪日外国人観光客から人気を集めている理由のひとつに挙げられるのが、コンセプトに沿った店づくり。フクロウ好きの夫婦によって2014年にオープンしました。

32種類のフクロウが展示された店内は、来店した人がリラックスできるよう清潔感のあるホワイトカラーのインテリアで統一し、ゆったりとしたテンポのBGMがかかっています。ストレスに晒されながら毎日を過ごす人々がフクロウと触れ合うことで、気分のリフレッシュやストレス解消にもつながっています。

英語アナウンスにも対応

アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」では、語学が堪能なスタッフが在籍。フクロウに触れるときのアドバイスや腕に乗せて写真撮影をする際の注意点など、英語で説明やレクチャーを受けることができます。また、フクロウがストレスなく過ごせる環境を何よりも大切に考え、完全予約・少人数制という運営も徹底。このように、利用者のみならずフクロウを第一に考えたスタッフの真摯な姿勢も、観光客から人気の理由のひとつとなっています。

InstagramやFacebookでの発信力

Instagramではフクロウの特徴について、TwitterFacebookではイベント情報という具合に、それぞれのSNSをフル活用して情報発信を行っています。ユーザーはSNSを通し、公式サイトに掲載されていない詳しい情報を得ることができるほか、実際に行った人の感想を知ることができ、「アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」はお店の魅力をより多くの人に認知するというプロモーション効果が期待できます。

コト消費の需要が高まっている今だからこそ「貴重な体験」を提供することが重要

コト消費に重きが置かれている昨今。だからこそ「貴重な体験」の提供価値は、年々上がっています。

コト消費を全面的にアピール

ここ数年は「地元ならではの文化体験」「大自然を堪能できる体験ツアー」を目的に日本を訪れる観光客が増えています。そのため、ただ単に美味しい料理が食べられるというだけでなく、たとえば珍しい動物と触れ合える、記念撮影もできるなど、その場所で価値を感じられる体験を提供することがインバウンド市場を生き抜くうえで必要な要素です。

SNSをフル活用してお店ならではの魅力をPR

Instagramでは写真をメインに、Twitterでは予約の空き情報を投稿、Facebookではイベント情報を……という具合にSNSを活用したマーケティングも海外顧客を獲得する重要なポイントです。広告費用をおさえられるほか、口コミによって集客できる絶好のチャンスになるでしょう。

Web受付に対応できるようにする

繰り返しになりますが、電話受付のみだと「電話したけど営業時間が終了していて予約をとれなかった」「電話をかけたけどなかなか出ない」といった機会損失につながりかねません。せっかくの顧客を取りこぼしてしまわぬよう、ウェブ受付を導入することも海外からの顧客を獲得する上で重要なポイントです。

体験型コンセプトがインバウンド強化につながる

秋葉原の「アキバフクロウ(OwlCafe Tokyo Akiba Fukurou)」が訪日外国人観光客から人気を集める理由と具体的な対策についてご紹介しました。個人経営の店舗は大型のチェーン店とは違い、リピーターをいかに増やせるかが重要となります。そのためには、機会損失を最小限におさえるネット予約対応やSNSを活用したプロモーションが必須です。


【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに