【GWに一気読み】インバウンド観光で必ず読んでおきたい書籍12選!W杯&東京2020の商機を成功させるために

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まもなくゴールデンウィークが迫っていますが、今年は最大で10日間の休みとなります。この期間にもし休暇が取れるならば、1〜2日間は読書にどっぷり浸ってみてはいかがでしょうか?

普段の忙しい仕事の合間に本を読むのも確かに勉強となりますが、内容を熟考し自分のものとするならば、まとまった時間を確保する必要があります。ゴールデンウィークは、まさにそんな時間を意図的に作るにあたって、うってつけの時期です。

今回は、最大10日間のGW期間で読み切れる、「インバウンド戦略」を熟考するための書籍をご紹介します。このGW期間で、しっかりとインプットし、創造性に溢れるアウトプットを持って、来年2020年に控える東京オリンピックに準備して行きましょう。

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1. デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

【本書の要点】 3つのポイント

  • 「おもてなし」ではなく、「何が楽しめるか」をアピール
  • 外国人が何を求めて訪日しているか「国別」にマーケティング
  • 重要な経済政策として、外国人向け観光インフラを整備

観光立国となるには「気候」「自然」「文化」「食事」の4つの条件が必要不可欠とされています。観光立国のフランス、イタリア、中国はこの条件をすべて満たし、日本も同等に有利だといいます。

しかし、これまで日本は最先端技術や工業分野に注力し、観光業を軽視してきました。そのため文化財への予算が世界の観光立国に比べて驚くほど少なく、観光業のマーケティングやインフラ整備も完全に遅れています。そのため上記の3つポイントに注意して実行し観光立国になる道を本書では示しています。

2. 世界一訪れたい日本のつくりかた

【本書の要点】 3つのポイント

  • 欧州でもっとも「旅行好き」なドイツを狙え
  • サービス」の概念を根本から改めよう。気づいていない「観光資源」は自然観光
  • 「翻訳」はもう止めて、外国人が「本当に食いつく情報」を

「新・観光立国論」にて提案した3つのポイントから、より具体的な“最新”提言が書かれています。例えば、欧州へのPRを強化するべきであり、特に観光好きといえるドイツ人を対象にした誘致策に力を入れるのが望ましいと書かれてあります。

他にも日本はこれまで文化観光に力を入れてきたが、今後は自然観光にも力を入れていくべきであると書かれてあります。これは、より客層が広い国立公園などの自然観光を整備すできであるという指摘です。

3. 「おもてなし」という幻想 10年先の日本をつくるインバウンド立国論

【本書の要点】 3つのポイント

  • 日本のインバウンドサービスの概念の誤り。自分たちがイメージする「外国人が喜びそうなもの」を提供
  • 他国に比べ日本はマーケティングに力を入れていない!
  • 観光業に携わる人だけでなく、国や自治体の関係者にも役立つ「インバウンドマーケティング」とは?

観光外国人はツアーやテーマパークよりも、日本の日常を体験する事などに関心を持ちます。しかし日本人は、自分たちがイメージする「外国人が喜びそうなもの」を提供しているだけではないでしょうか。

日本は「観光立国」を目指しておきながら、マーケティングに力を入れていないのではないか。観光業に携わる人だけでなく、国や自治体の関係者にも役立つ「インバウンドマーケティング」を紹介する1冊です。

4. 無料でカンタン! 儲かる飲食店に変わる「Googleマイビジネス」超集客術

【本書の要点】 3つのポイント

  • Googleマイビジネスとは?やらなきゃ損! WEBが苦手な人でもすぐにできる仕組み
  • お客さんが来店するGoogleマイビジネスを使ったシステムを知る
  • 効果的な集客につながる投稿のコツとは?

飲食店にとって宣伝、PRの予算は厳しく、Webサイト制作や情報発信をどうするか、日々オーナーたちは悩んでいます。そんな飲食店のために、「Googleマイビジネス」を使うことで、Googleのトップに無料で店舗情報を登録できる方法を紹介します。

Googleマイビジネスとは、ある地域でGoogle検索をしたときに、最上部に店舗情報と地図上の位置を表示される仕組みのことです。検索結果の最上位に登場させることで、一般的なグルメ紹介サイトよりも優位にユーザーにクリックされることが可能になります。

本書では次のような内容を中心に、SNSの活用と他のWebサービスとの連携方法なども含めて、お金をかけずに、短期間でお店のWeb対応とIT化を実現させる方法がわかります。

5. 日本人は知らない中国セレブ消費

【本書の要点】 3つのポイント

  • 日本人は知らない中国セレブ消費とは?
  • 日本人と違う中国人の価値観等を分かりやすく説明
  • インバウンドの中国人向けおもてなしやビジネスのヒントに

洗練されたファッションで静かに旅する中国人訪日客が増えています。日本人と同等以上の収入がある彼ら「プチ富裕層」はどんな商品を求めているのでしょうか。

実は「中国人の団体がいない場所に行きたい」「ドロドロ中華はやめてほしい」「高級店で白いごはんが出てくると絶望する」「もっとラグジュアリーな旅館が欲しい」などと考えています。日本に対する彼らの率直な感想を引き出しながら、中国の新階層の消費のツボに迫ります。 

6. 中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか

【本書の要点】 3つのポイント

  • 訪日中国人のトレンドの変化。モノ消費からコト消費への移行
  • 富裕層への緻密なインタビューから、日本に惹かれる理由とは?
  • 中国インバウンドを狙うためのヒントとは?

中国人富裕層は、感受性が豊かで、常に新しい情報にアンテナを張り、向上心があり、本物志向であると言われています。彼らの発想や考え方を紹介し、これからの日本の中国インバウンドのヒントを示します。

本書では、具体的にディズニーランドより加賀屋や根津美術館、唐招提寺に惹かれると書かれています。その理由について解説し、中国人富裕層に刺さるインバウンドのヒントを示します。

7. 外国人観光客が「笑顔で来店する」しくみ

【本書の要点】 3つのポイント

  • インバウンド市場への取り組みは、「競合とのシェア争い」ではなく、「競合店との共同販促、異業種とのコラボレーション」が利益をもたらします。
  • インバウンド市場は、自分のUSP(強み)を問うことで、日本の商業・サービス業全般に、自信や誇り、元気を取り戻させます。
  • インバウンド市場への取り組みは、人種や慣習の違いなどのバリアを取り除き、グローバル化へのヒントを与えてくれます。

2020年には、年間2000万人と予測される外国人観光客を来店させるための基本と技術を解説します。本書はこれからのインバウンド(外国人観光客誘致・接客・販売)巨大市場攻略に向けた知識と実践のハンドブックです。

8. 外国人観光客を呼び込む方法

【本書の要点】 3つのポイント

  • 宿泊施設、飲食店をはじめ、インバウンド対策に取り組みたいすべての人へ
  • ネットをうまく活用すれば、集客数は飛躍的に上がる
  • インバウンド集客のチャンスは日本全国に広がっている

訪日外国人観光客の数は増加を続け、2015年は年間で約2000万人にもなります。特に、ツアーでない個人旅行者(FIT)の割合が増えており、全体の3分の2を占めるまでになってきました。

本書では、このような層を主なターゲットにして、宿泊施設や飲食店などがこれから行なっていくべき集客手法について解説します。例えば、トリップアドバイザーの効果的な活用方法とは?海外メディアに紹介されるためには?のようなインバウンド集客をするための実践的なポイントを解説します。

9. 私、B級観光地プロデューサーです! -日本を真の観光立国にする、とっておきの方法を教えます。

【本書の要点】 3つのポイント

  • 筆者が語る「B級観光地」とは?
  • 観光集客のプロである筆者から見た日本を真の観光立国にするための方法とは?
  • 地元に埋もれている宝物=B級観光力を探す

著者は、北海道、沖縄、京都などをA級観光地と定義し、それに対する概念として、B級観光地、B級観光力という概念を提起しました。それは決して二流という意味ではなく、B級グルメ同様、特定のターゲットによっては半端なく魅力的な場所ということです。

本書は、観光集客のプロ、B級観光地プロデューサーである筆者が考える日本を真の観光立国にするためのとっておきの方法が網羅されています。観光に携わるビジネスマン必読の一冊です。

10. 山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由

【本書の要点】 3つのポイント

  • 「トリップアドバイザー」にて、「日本の旅館部門 2017」で満足度全国3位、「外国人に人気の旅館2016」で10位にランクインした理由とは?
  • 外国人宿泊客8割というインバウンドの取り組みによって稼働率100%を実現
  • 観光地の温泉旅館でありながら「完全週休2日制」「盆・暮れ・正月は休業」を実現できたのはなぜか?

メールでの問い合わせに4ヵ国語で対応、旅館までのアクセスを動画にしてYouTubeにアップ、客室のテレビで観光案内、SNSを使った自社予約への誘導など、さまざまな工夫で顧客満足度が向上したといいます。

「歓迎されている安心感」を実感していただくために心がけていることとは?2020年の外国人観光客4000万人に向けて、その成功から旅館運営の極意を学びます。

11. 実績・人脈ゼロから始めるインバウンド体験教室のつくり方

【本書の要点】 3つのポイント

  • 無名茶道講師が、たった1年半で、月間最高500人集客。人気の教室になった方法とは?
  • 英語で伝統文化の奥深さ・価値を丁寧に伝えることが大切
  • 外国人の口コミ満足度5つ星を9割以上獲得した接客方法の具体策とは?

インバウンドのお客様への接客で特に気を付けていることは「日本人が当たり前に知っていることを、丁寧に説明すること」と書かれてあります。

また、日本文化の価値を外国人に伝えるためには、その文化の歴史的背景や、その文化に関する商品、建物、道具等がどうやって作られているのか等の過程(プロセス)を丁寧に説明することが重要と述べられています。「コト消費サービスの成功事例としておすすめの1冊です。

12. スピードマスター 1時間でわかる インバウンド対策 訪日外国人のおもてなしはこれで決まり!

【本書の要点】 4つのポイント

  • 訪日ラボが書きました
  • インバウンド基礎知識・実践的なノウハウを解説
  • これまでのインバウンドの歴史・流れも一気に復習できる
  • これから盛り上がるインバウンドに必携の書!

最後が、われわれ訪日ラボの初の著書「スピードマスター 1時間でわかる インバウンド対策 訪日外国人のおもてなしはこれで決まり!」です。

今、外国人観光客の旅行=インバウンドによって発生する利益は、非常に大きなビジネスチャンスとなっています。しかし大企業はともかく、中小企業や地方団体、個人経営の飲食店などは、訪日外国人へのアプローチの方法や、実際に彼らをもてなす際の対応方法に困っています。

そこで、この本では、今までのインバウンドの盛り上がりの流れや重要なキーワード、国籍ごとの訪日外国人の特徴、さらに業界ごとのインバウンド対策のポイントなどが1時間でざっくりとわかるようにコンパクト、かつ濃縮してまとめています。

この本を読むことで、インバウンド対策でやらなければならないこと(todo)を把握し、ターゲットとなる訪日外国人の研究ができ、さらに先進事例やノウハウを知ることができ、1時間でインバウンドの基礎知識を詰め込める内容になっています。

これからのインバウンドビジネスの主役は、政府や大企業から、地域の中小企業や地方団体、個人経営の飲食店・小売店などにシフトしていきます。インバウンド観光を支える役割をもつ方々にこそ、本書でインバウンドビジネスの基礎と実践的なノウハウを得てもらい、一緒にインバウンドを盛り上げていければと思っています。

まとめ:GW10連休を「読書」に耽る期間にしてみてはいかがでしょうか?

普段の忙しい仕事の合間に本を読むのも確かに勉強となりますが、内容を熟考し自分のものとするならば、まとまった時間を確保する必要があります。今年のゴールデンウィークは最大10日間休みということで、まさにそんな時間を意図的に作るにあたって、うってつけの時期です。このGW期間で、しっかりとインプットし、創造性に溢れるアウトプットを持って、来年2020年に控える東京オリンピックに準備して行きましょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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