旅行手配業「ランドオペレーター」が登録制に|選び方のポイントとおすすめ5選・インバウンド活用事例を紹介

公開日:2019年05月17日

ランドオペレーターは、旅行代理店に変わってさまざまな予約や手配を行ってくれる会社であり、特に中小の旅行業者にとっては欠かせない存在となっています。

2018年1月の旅行業法改正によってランドオペレーターは登録制になり、以前よりもさらにトラブルが起こりにくい環境が整えられています。

ランドオペレーターを効果的に活用することで、よりインバウンド対策や観光業を発展させることができるでしょう。

この記事では「ランドオペレーターとはどのようなものなのか?」「インバウンド向けのランドオペレーター5選」「ランドオペレーターを活用したインバウンド対策事例」について詳しく紹介します。

▼改正旅行業法について

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旅行に関する手続きや手配を行う「ランドオペレーター」

ランドオペレーターとは簡単にいうと、旅行会社や旅行代理店の依頼を受けて、旅行先のホテルやレストラン、ガイドやバス・鉄道といったような各種手続きや手配を行ってくれる会社のことです。

ランドオペレーターは、別名「ツアーオペレーター」とも呼ばれます。

以下ではランドオペレーターの詳細や外注するメリット、ランドオペレーターを選ぶポイントについて解説します。

ランドオペレーターとは?

先述のとおり、ランドオペレーターとは旅行会社等の依頼を受け、旅行先の施設や交通機関の手続きや手配を専門に行う会社のことです。

基本的には独自に手配や予約を行うことのできる大手旅行会社以外は、各種手続きをランドオペレーターに受注している場合がほとんどです。

ランドオペレーターは旅行業法の改正により、2018年から従来から必要であった「旅行業務取扱管理者」と、新たに「旅行サービス手配業務取扱管理者」の資格を持つ必要があり、さらに各都道府県への登録が必要となりました。

また、ランドオペレーターは現地の旅行手配だけでなく、旅行会社に対しての旅行企画の提案も行っています。

ランドオペレーターに外注するメリット

旅行会社が旅行に関わる全てのサービスを直接手配することは難しく、手間もかかります。そのため、それらを全て引き受けてくれるランドオペレーターの存在は、旅行客の満足度を上げるためには欠かせないものと言えるでしょう。

特に海外旅行や海外から旅行客を集客するインバウンドの場合、現地の情報やその国の文化や興味・関心の特性に応じて、専門的に扱っているランドオペレーターに外注したほうがスムーズに手配ができ、かつツアーや旅行自体の満足度があがることが期待できます。

ランドオペレーターを選ぶときの3つのポイント

続いて、ランドオペレーターを選ぶ際に気をつけるべきポイントを解説します。 

ランドオペレーターを選ぶ際のポイントは、次の3点です。 

  • ターゲットとする国の特性や文化、興味関心に合ったツアーがあるかどうか 
  • 国ごとの違いを把握し、現地に関する知識があるかどうか
  • ツアー企画の翻訳や予約先のホテルはインバウンド対応しているか

特に現地の情報をきちんと把握しているのか、また、ターゲットとする国の特性や興味関心についての知識があり、そこに刺さるツアーがあるのかどうかということは非常に重要なポイントです。

インバウンド向けのランドオペレーター5選

実際に、どのようなランドオペレーターがあるのか、インバウンド向けランドオペレーターを5つ紹介します。

1.BEAUTY OF JAPAN

「BEAUTY OF JAPAN」は欧米向けに刺さる体験プログラムを幅広く展開しており、欧米圏を中心に英語圏からのインバウンドに特化しています。

「お相撲さんと浅草・両国観光」といったようなユニークなツアーを用意しています。

また柔軟な対応やスピード感があることからも非常に人気のランドオペレーターです。

2.FREE PLUS

外国人観光客が日本を旅行する際に必要な宿泊施設、移動交通機関、飲食店、ツアーガイドなどを手配するインバウンド専門のランドオペレーターです。

催行中のツアー管理や受け入れホテルを実際に報恩し海外の旅行会社へグレードを提示するなどきめ細かい対応を行います。

3.Club Tourism YOKOSO Japan Tour

「Club Tourism YOKOSO Japan Tour」は年間で国内1万コースが用意されていて幅広いツアーが魅力のランドオペーレーターです。

コース数が多いため、初めての訪日からリピーターまで様々なニーズに答えることができます。

また独自のネットコンテンツを配信するなど情報発信も積極的に行っています。

4.TAS(Tokyo Asean Service)

「TAS(Tokyo Asean Service)」は東南アジア諸国を主なターゲットとしたランドオペレーターです。英語や中国語の他にタイ語、インドネシア語、ベトナム語といったような東南アジア諸国の言語に対応しています。

また修学旅行や学校交流プランも用意しているなど学生向けのプランがあるのも特徴の1つです。

アジアに向けたインバウンド対策を行う際に最適でしょう。

5.Airserve

「Airserve」は全国の主要空港や駅にサインボードを掲げてお出迎えが可能なランドオペレーターです。

初めての日本訪問では日本の複雑な交通網は移動するのはかなり大変です。

そこでスタッフがホテルまでの同行や乗り換えを案内してくれるこのサービスは非常に役に立つといえます。

ランドオペレーターを活用したインバウンド対策事例

では実際にランドオペレーターを活用したインバウンド対策例はどのようなものがあるのか、事例を3つ紹介します。

1.じゃらん

じゃらんは様々なSNSを活用して幅広い世代やユーザー層に向けて情報を発信しています。

SNS・ソーシャルを運用する上で非常に重要になるのが投稿の継続性ですが、「じゃらん」では投稿を朝の7:30、昼の11:30、夜の投稿を21:00にほぼ固定しています。

これは1日に複数回の投稿をするという意味合い以外に通勤用、お昼休み用、帰宅後用ということで、それぞれ読まれやすい時間帯にきちんと新しい投稿をすることで、よりSNS・ソーシャル活用事例で高い効果を発揮しようという試みがあります。

2.JTB

JTBは、国内外のJTBグループ会社、JTBの運営する外国人向けオンライン予約サイト「JAPANiCAN.com(ジャパニカンドットコム)」を通じて情報を発信しています。

JTBは、新たな訪日外国人向けパッケージ商品のプロモーションに、全力を注ぎ、またWEBサイトを活用し、商品を販売しています。

3.ZEKKEI Japan

「ZEKKEI Japan」はTASが運営するメディアです。

「ZEKKEI Japan」は、プロカメラマンが撮影した美しい風景写真を通じて、日本の地方の素晴らしさを世界に発信するWEBメディアです。日本語・英語はもちろん、中国語(簡体字・繁体字)やタイ語にも対応し、月間約170万ページビューを誇るWebサイトと約140万いいね!を獲得しているFacebookで情報を発信しています。

ランドオペレーターを活用して効果的なインバウンド対策を

この記事ではランドオペレーターについてご紹介しました。

インバウンド対策のツアーを計画するときは、ターゲットとする国の特性や興味関心を把握することは重要であり、そのような知識をもっているランドオペレーターに委託することは非常に効果的だと言えます。

ランドオペレーターを活用し、よりよいインバウンド対策につなげていきましょう。


<参照>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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