横浜市文化観光局は2019年5月9日に、2018年に実施した外国人旅行者の実態調査を公開。クルーズ旅客調査も別に行っています。
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横浜市のインバウンド調査
横浜市文化観光局は2018年に初めて外国人旅行者の実態調査を実施しました。
ローミングデータ(NTT ドコモ)利用者数の観測やオンライン定量調査(インターネットによるアンケート調査)、クルーズ旅客調査も別に行っています。

横浜市のインバウンドは昼間の来訪者が多く、夜間は半数
平成30年1月から9月までに横浜市を訪れた外国人は、昼間が1,022,517人、夜間が約半数の542,629人でした。
国別に調べた結果、昼間の来訪者で最も多かったのが中国人で207,423人。次いで台湾人148,674人、韓国人114,699人、米国人が114,422人となっています。
夜間の来訪者は中国人が137,265人、台湾人70,305人、米国人57,625人、韓国人46,439人でした。
特に韓国人は日帰り旅行者の比率が高く、宿泊旅行者の比率を高めることが課題だとしています。
平成30年1月から12月の間に横浜を訪れた外国人1,000人に目的を聞いたところ、「観光」が81.6%、ビジネスは6.9%。横浜は「街歩き」観光の割合が日本全体と比較しても高いため、目的を絞ったプロモーションが効果的ではと指摘しています。
横浜市のインバウンド需要、クルーズ客の呼び込みが鍵か
さらに9月~11月にクルーズ客に行った調査では、日本到着後の宿泊先は「東京」と回答した人が30.4%、「横浜」の回答は9.2%でした。
クルーズ旅行の手配について最も多いのは、米国が「オンラインで自ら行う」が64.4%、英国は「旅行会社からセット商品を購入する」が66.7%となっています。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
日本政府観光局のプレスリリース
https://www.jnto.go.jp/jpn/news/member_news/m20190517.pdf
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